陰を極めて陽となす

ポエム

宇宙の法則で縮まれば縮まるほど巨大な力が一点に集約し、それが広がる時には大きな力が働きます。

バネのような感じ。

それは人間の精神にも言える。

ネガディブ志向は決して悪い訳ではない。

自分の内面に縮こまって、後で広がる準備をしているんだ。

そう思うとネガティブから色々学べる。

陰を極まって陽生ず。」

迷えば迷うほど転じて、悟りを開くと言う意味です。

中国の宋の時代に、ある僧侶がそう言いました。

月のことを昔は太陰と言いました。

陰と陽とは月と太陽を意味します。

宇宙の天体を人間の精神に例えることは昔から存在していました。

西洋占星術でもそう。

水星はあなたの知性を意味しているし、金星はあなたが何に幸せを感じるかがわかります。

太陽系の地球には昼と夜があります。

周りが暗くなると、何も見えないので自分の気持ちに集中することが出来ます。

周りが明るくなると、行動的になります。

日はまた昇り繰り返してゆく。

人間にとって内面を見つめる時間と、外で活動する時間の両方が大切です。

ネガティブ志向の正体とは、本来の自分を見つめる為の時間が訪れているだけと言えるのではないか。

物事には本来ポジティブもネガティブもありません。

何かをする時に、やる気が起きない時は何もしないで自分の内面を見つめることをしてみてはどうですか?

そうすることで、自分自身の潜在意識にアクセスすることが出来ると思います。

心理学の用語でインナーチャイルドと呼ばれるものがあります。

これは、普段心の奥底に眠いっている本来の自分です。

本来の自分は幼少期の頃から変わりません。

あなたのインナーチャイルドは、何に傷つき、何を恐れ、何に喜びを感じますか?

それがわかれば自然と自分自身のインナーチャイルドを癒すことが出来ます。

陰を極めるとはそうすることを意味するのだと思います。

西洋占星術の天体で例えるとインナーチャイルドは月に当たります。

陰陽術で言うところの陰です。

これも月を意味します。

昼か夜かでいうと夜。

引きこもりが夜間に行動するのは、人と関わりたくない気持ちもあるけど、本当は夜にが癒される時間だということを無意識に感じ取っているんだと思います。

静かな夜。

湖面を横切って輝く月。

静寂の中で光輝く星々。

想像しただけでが癒されます。

夜はあなたのを癒します。

月はあなたのそのものです。

物事をネガティブに考えてしまっても、焦らずにただジッと夜を待ちましょう。

ネガティブなあなたはバネを縮める作業をしているだけなのです。

そう、縮めた後で伸びる為に。

強風にも負けない大木の様に太い木にはならなくても良い。

風に身を任せて、絶対に折れない柳の様になりましょう。

陰と陽、ポジティブとネガティブ。

そのどちらも大切なものだから。

ここまで読んでくれてありがとう

からあなたに感謝します

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