こんにちは。
真人生探求家のゆうきです。
今年も残すところあと僅かになってしまいました。
年末は仕事も家庭も大忙しですよね。
しなければならない事がたくさんあって、何から手を付けて良いか悩んでいる人も多いと思います。
そこで今回は「やる氣」についてのテーマです。
以前にも「やる氣」についての記事をアップしましたが今回はさらに内容を絞ってお伝えしたいと思います。
私自身も「やる氣」について悩んでいることもあり真剣に考えた結果、たどり着いた一つの答えをシェアしたいと思います。
やる氣アップ術
日頃の思考癖に氣づく
自分自身に置き換えて考えてみると、日頃から「やる氣」を疎外しているある一つのクセを発見しました。
それは「~しなければならない」という思考癖です。
タイトルにある通り、人は「~しなければならない」という「やらされ感」を感じると極端にやる氣を失ってしまいます。
こういった情報は誰でも一度は目にしたことがあるでしょう。
しかし、そのことについて真剣に捉えた人はそれほど多くはないはずです。
「あ~、この情報知っている」
で終わってしまっているのです。
この情報自体が当たり前過ぎて頭では理解していても、普段から「~しなければならない」という思考癖を意識する人はほんの一握りの人だけだと思います。
今回はこの当たり前の情報と真剣に向き合うことで私自身が体感した効果や実践方法を具体的にお伝えして行きます。
普段から瞑想をしている人はこの思考癖に氣付きやすいと思います。
瞑想をしていない人でも注意深く自分を観察してみることで、この思考癖に氣付くことが出来ます。
私自身も自分の内面に注意を向けてみると頻繁にその思考に陥っている感覚がありました。
先ずはこの思考癖に氣付いて下さい。
そして日頃あなたがどれだけ多くの回数その思考に陥っているかを体感して下さい。
「期限が迫ったタスク」
「書類提出」
「メールの返信」
「年末の大掃除」
「歯医者や美容院の予約」
等々しなければならない事がたくさんあり、どうしても「~しなければならない」という思考癖が頻繁に頭をよぎります。
その思考癖に氣付くことが出来たら次のステップに進みましょう。
思考癖を止める
「~しなければならない」という思考癖を止める方法をお伝えします。
その方法は単純です。
「~しなければならない」と考えてしまったら、その時に「~しよう」と言い換える方法です。
例えば「掃除しなければならない」と考えた時に、「あっ、今考えてしまった」と氣付き、「掃除しよう」と心で言い換えるのです。
「あまり効果なさそう」
と考える方も騙されたと思って実践してみてください。
言葉にはとても強い力が宿るので、心で言い換えるだけでも効果があります。
これは何度もその時々に意識的に実践する必要があります。
これを習慣化すると、「~しなければならない」という思考から「~しよう」という思考にどんどん変化していくことでしょう。
私自身もまだ実践して間もないですが、以前よりも腰が軽くなった氣がします。
口で言う言葉も大切ですが、同じく心で放つ言葉も大切だと実感しています。
最初は実際に行動出来なくても大丈夫です。
「~しよう」という言葉を習慣化するとほんの些細なことでスイッチが入る時が来ます。
この方法は追い込まれてから行動する時にも使えます。
いくら追い込まれていようが「~しよう」と言い換えるだけです。
単純な方法ですがやっている人は少ないと思います。
この際に真剣に試してみてはいかがでしょうか。
最後に「自己決定感」を感じながら行動する方法をお伝えします。
やらされ感から自己決定感へ
人は誰でも「やらされ感」を感じるとやる氣を疎外してしまいます。
勉強をしようと思った矢先に親に「勉強しなさい」と言われて途端にやる氣を失ったりします。
誰かに言われた事を実行するのは本当に大変です。
それに対して自分から自主的にしようと思った事はすんなり出来たりします。
何かをするには「自己決定感」を感じながら行う方が断然高い「やる氣」を維持することが出来ます。
「自主的に~しようと思えないから悩んでいるんだよ」
と思った方も「しなければならない事」や「した方が良い事」は必ずあるはずです。
それを自主的に行えるようにするためには「やらされ感」から「自己決定感」へ移行する必要があります。
その方法として「心を込める」という方法があります。
「やらされ感」では「心を込める」ことは出来ません。
逆に言うと「自己決定感」で楽に行動したいなら「心を込める」と良いのです。
この方法はとても普遍的でありながら画期的な方法だと私は感じています。
ちょっとだけと思って一度部屋の掃除を始めたらどんどん掃除がはかどったという経験は誰にでもあるはずです。
これは掃除に「心を込める」ことが出来ている証拠です。
一見意味の無い仕事や、無駄なことにも「心を込める」ことによって意味を見出すことが出来たりします。
私たちは目に見える物理的な方法論や論理的なテクニック論などに執着しがちですが、こういった精神的な目に見えないことこそ真理を突いていることが多いと思います。
論理的に考えると「手を抜く」方が楽に思えますが、精神的に考えると実は逆だったりします。
楽したいなら「心を込めて」丁寧にやってみてください。
そうすると「やらされ感」から「自己決定感」に移り変わり、作業もはかどることでしょう。
「心を込める」という方法は日本人なら誰でも出来るはずです。
これこそが「やる氣」という観点で見た真理なのです。
おまけ
もう一つ物理的に「やる氣」を出す方法をお伝えします。
それはカフェインを取るということです。
私は統合失調症という病氣を患ってますが、作用としてドーパミンを抑える薬を服用しています。
そこで氣付いたのですが、ドーパミンが少ないと「やる氣」も出にくくなります。
しかし、カフェインを取るとドーパミンが出て一時的に「やる氣」が出るのです。
なので私は朝3杯のコーヒーを飲んでいます。
これを飲むのと飲まないのとでは「やる氣」が全然違います。
朝のスイッチを入れるためにもカフェインを取ることをおすすめします。
最後に・・・
「心を込める」ということすらもしたくない場合もあります。
そういう時にこそ「~しよう」という言葉の暗示が必要になると思います。
下記の方法は三位一体なのでどれも欠かすことは出来ません。
- 「~しなければならない」という思考癖に氣付く
- 「~しよう」に言い換える
- 「心を込める」
これら三つを一体として実践することで、「行動し始めるまでのやる氣」と「行動してからのやる氣」をアップさせることに繋がります。
やろうと思えば誰にでも出来ますが、真剣に向き合わなくては意味がありません。
もしあなたが真剣に向き合うのなら、「やる氣」で悩むことは徐々に無くなって行くことでしょう。
やる氣の正体は「氣」です。
だから対応の仕方も目に見えない方法になるのです。
こういうことに「驚きの方法」や「意外な方法」と言ったことは存在しません。
誰もが考える当たり前のことこそ誰にでも通用する普遍的な方法なのではないでしょうか。
この方法を実践して少しでも「やる氣」のコントロールが出来る様になれば幸いです。
ここまで読んでくれてありがとう。
心からあなたに感謝します。
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