統合失調症の人はドラクエ6の主人公と同じです

統失について

あなたはドラゴンクエストというゲームを知っていますか?

ドラゴンクエスト、略してドラクエはファミコン時代から今も多くの人に愛されている物語調のゲームになります。

主人公が様々な体験をしながら成長していくゲームです。

このゲームのジャンルをロールプレイングゲームと言います。

いわゆる通称RPGです。

ドラクエはRPGの中でも抜群の人気を誇るゲームです。

私はドラクエ1からドラクエ8までクリアしたことがあるのですが、その中で今回はドラクエ6について考察しました。

ドラクエ6では夢の世界と現実の世界が存在していて、主人公は夢の世界の住人です。

ドラクエ6の主人公がなぜ統合失調症と関係するのかというと、統合失調症の人は夢のような世界を生きているからです。

それはとてもおぞましく恐怖に満ちていたり、美しく清らかな世界でもあります。

自分の妄想で作り上げた世界を見ている感覚は、まさにドラクエ6の夢の世界と現実の世界を行き来するような感覚です。

ドラクエ6では現実の自分と出会うことで、「本当の自分」と「夢の中の自分」とが合体して一つになることで以前の自分よりもさらに強くなれるのですが、この点でも統合失調症と似ています。

私は、今現在は「病気を発症する以前の自分」と「統合失調症の自分」とが合体したかの様な感覚です。

なぜそれが起きたかというと、浅く軽い感情を受け入れることが出来たからだと思います。

以前の自分が感じていたコンプレックスに「芯が無い薄っぺらい人間」というのがありました。

私はこれまで自分を納得させるために「以前の自分よりもコンプレックスを克服した今の自分の方が良いんだ」とばかり思っていました。

そして、物事について常に深く考えることが出来る自分にどこか酔いしれているところもありました。

しかし、以前の自分をイメージした時にどこか輝いているようにも感じていました。

それはなぜそう感じたかと考えた時に、「楽に生きている」ということがうらやましく見えていたのが理由だとわかりました。

確かに以前の自分は人間関係でもそんなに悩んだ経験は無かったし、悩んでいたとしても直ぐに忘れて切り替えることが出来ていました。

そんな自分だったからこそ「薄っぺらい」というのがコンプレックスになっていたのですが、今になって思えば、それは幸せの一つの形なんだと実感しています。

物事について深く考えることも大切ですが、風の様に何も考えることなく気ままに生きることも大切なんだと気づかされました。

そう思った瞬間に以前の自分を受け入れて合体することが出来ました。

このブログを書き始めてから常に物事の本質や真理を追究してきましたが、今は物事の本質ではなく上辺の表面的な世界に対応する自分を磨きたいと思っています。

その世界にはユーモアや笑いといったものが飛び交っています。

そんな世界こそが現実の世界なのだと考えました。

つまり、私は今まで、自分を根本から磨き上げるために、夢の世界に居たのです。

統合失調症の人はドラクエ6の主人公の様に、先ずは夢の世界でレベルを上げ、ある程度レベルが上がったらボスキャラ(恐れや不安)を倒すために現実の世界の自分(以前の自分)と合体しましょう。

もしあなたが以前の自分を心から愛し、認めることが出来るなら合体は可能です。

そして合体することによって「楽に生きる」ことが出来ます。

悩みが無いことが悩みって思えて来ます。

合体するまでにくれぐれもレベル上げだけは怠わらずにして下さいね。

ここまで読んでくれてありがとう

からあなたに感謝します

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