統合失調症は「霊性」を感じると寛解する~精神的な成長へ~

統失について

こんにちは。

真人生探求家のゆうきです。

今回は統合失調症と霊性についてお伝えします。

統合失調症の人はほとんどの人が神秘体験をすると思います。

それは今まで見て来たモノや聞いたことが全部デタラメの様な感覚に包まれます。

「見えない力を感じる」

「非科学的な力を感じる」

「全てのモノに深い意味を感じる」

などです。

それとは対照的に、統合失調症を発症していない人でも神秘を感じることは誰にでもあります。

そこで共通しているのが「霊性」です。

昨今、スピリチュアル界や都市伝説界ではこの「霊性」を高めることが叫ばれています。

「霊性」を敏感に感じる人もそうでない人も居ます。

統合失調症の人は「霊性」を敏感に感じる人に当たります。

産まれた頃から「霊性」を敏感に感じる力がある人は、なにも戸惑うことなく慣れ親しんだ感覚ですが、統合失調症の人にとっては「霊性」を敏感に感じると、急に訳が分からなくなってしまいます。

統合失調症の人を苦しめている「霊性」というモノは一体何なのか?

それが理解することが出来たなら、統合失調症の人の向かう先が鮮明に見えて来ます。

それでは解説していきます。

統合失調症は霊性を感じるために起こる

人はなぜ神秘的な感覚を感じることがあるのでしょうか?

そこに意味があるとしたら、「霊性」を感じるためだと思います。

統合失調症の人に起こる様々な神秘的体験は全て「霊性」を感じるために起こると思うのです。

その「霊性」とは一体なんなのか?

それを見ていきましょう。

霊性とは

「霊性」とは一体何でしょうか?

ネットで検索しても抽象的な言葉で濁している説明しか出て来ません。

霊性とは、一言で言えば「魂に響く感覚」です。

「魂」というとわかりずらいと思うのでここではわかりやすく「心」と表現します。

霊性が高いと「様々なことが心に響き、成長を促すこと」に繋がります。

統合失調症の人は「霊性」が急激に高くなったり低くなったりします。

ではなぜ苦しむのかというと、そこに「心」と「情報」が重ならないからです。

情報を頭だけで処理するとパニックになってしまいます。

全ての情報は心で処理するのです。

つまり心に響く情報以外は排除することが必要なのです。

心に響くにはあなたが本来持っている「良心」にピタッと重なることが必要になります。

統合失調症の人にとって、普通の生活をするためには情報処理が必要不可欠になります。

様々な情報を重要だと感じてしまい、一見何の意味もないことまで不必要に考え込んでしまうからこそ、必要のない情報をシャットアウトする処理能力が求められているのです。

「霊性」が高い時は「心穏やか」で、低い時は「情報」を処理しきれなくてパニックになります。

だから統合失調症の人にとっては「霊性を高める」のは苦しまないためにも必要なことなのです。

そのためにはまず「霊性」について詳しく理解する必要があります。

霊性の中には「良心」が存在しています。

「霊性の良心」は大きく分けて「地球規模の良心」と「宇宙規模の良心」があります。

この「霊性の良心」は産まれた頃からすでに備わっています。

社会常識や親から教えられた教育によって育まれた「良心」は「霊性」ではなく「理性の良心」になります。

産まれた頃から備わっている「霊性の良心」とは科学的に言えばDNAレベルで刻み込まれているモノになります。

その一つに「繋がりを感じること」があります。

赤ちゃんは「いないいないばあっ!」をすると喜びます。

これは手で顔を覆い隠すことで本当にその人が居ないような感覚を持っていて、手を開いて顔が出て来た瞬間に「人が現れた安心感」を感じるので「笑う」のです。

これは正しく「いないいないばあっ!」で現れた人との「繋がりに喜びを感じている」ことになります。

これは人が大古に昔から群れで支えあって生きてきた感覚がDNAに刻み込まれているからなのです。

つまり、「人と繋がってたい」という感覚は霊性に含まれていることになります。

しかし、繋がりたいのは人だけではありません。

万物と繋がっている感覚も霊性に含まれています。

「理由は良くわからないけどこれが好き」という感覚は「モノ」との繋がりを無意識に感じていることになります。

簡単に言えば「モノ」と波長が合っているのです。

これは現代の科学では説明出来ないでしょう。

科学とはそもそも部分の解明であり、全体の調和の解明は出来ません。

「何故だか知らないけど心に響く」という感覚は部分的な働きではなく、あなたを中心とした宇宙全体から引き起こされる「こと」になります。

赤ん坊から成長していくと、理由があって好きになったりすることはありますが、「心に響く」のに理由は要らないのです。

富や名声、承認欲求などは全て「多くの人とモノと繋がりたい」という霊性から来る欲求です。

好きな芸術品を購入するのは分かりやすい例になります。

それは「モノ」と繋がっていたいという欲求が根底にあるのです。

名声や承認欲求は「自分がより多くの人と繋がっている感覚」を満たすことに繋がります。

だから嬉しいのです。

あなたの心の奥底で欲しいのは富や名声ではなく、多くの人とモノとの繋がりなのです。

人以外の存在を「モノ」と一括りにしましたが、ここで言う「モノ」には「全ての生命や物体と現象」を言っています。

良く、「非科学的な霊感」を霊性と思ってしまう方がいると思いますが、これは科学信仰ありきで物事を考えている証拠です。

非科学的なことも科学的なことも、余計なフィルターを通さずに観ると全てが不思議で神秘にあふれていることに気づきます。

赤ん坊は科学を知りません。

なので環境の全てを「霊性」を感じながら観ているのです。

余計なフィルターを外すことが「霊性」を高めることになります。

例えば、子供が書いた文章が心に響くとしたら、それも霊性を感じているということになります。

心に響けば霊性を感じているということです。

神秘的な感覚を得たときにも霊性を感じますし、何でもないようなことに深く感銘を受けることも霊性を感じているということです。

神秘的な感覚は、先ほど述べた「人やモノと繋がりたい」という「良心」よりももっと深い感覚になります。

宇宙の神秘と繋がりたいという欲求が元になっている感覚になります。

人やモノと繋がりたいという心を「地球の良心」と言い換えると、宇宙の神秘と繋がりたいという心は「宇宙の良心」と言えます。

「宇宙の良心」は理由のない神秘やロマンがそれに当たります。

「宇宙の果てはどうなっているのだろう?」という知りたい欲求もこの「良心」から来ています。

この「宇宙の良心」にピタッと重なると「神秘」や「ロマン」を感じるのです。

これも「心に響くこと」なのです。

「心に響く」ことが多いと様々な「こと」を吸収します。

霊性を感じることによって「目には見えない精神の成長」が促されるのです。

あなたの精神が成長することで、より精神的な幸せを感じるようになります。

精神的な幸せは、物質的な条件付きの幸せとは違って、条件なしの幸せになります。

霊性とは「(条件がない幸せ)の扉を開く」ために存在しているのだと思います。

そしてその「幸せ」は自分の周りの小さな範囲にとどまらず、より広大な範囲での「幸せ」に繋がることでしょう。

霊性が高くても人と繋がりたくないのは何故?

「霊性」には「人と繋がりたい」という感覚が含まれると述べましたが、その他に「自分を知りたい」という感覚も含まれます。

「心に響く」感覚が鋭く、霊性が高くても「人と繋がってたい」という気持ちになれない人も居ます。

それは「自分を見つめ直す時期」なのです。

それの感覚をじっくりと味わってください。

他人の目線や他人の考えが氣になるのは、他人から自分を見つめたいのです。

だから自分を素直に見つめることが出来、まことの自分を知ることが出来れば他人は氣にならなくなります。

それどころか、他人と繋がりたいという感情が芽生えます。

一人になりたいのはあなたが「自分を知りたい」という欲求の現れなのです。

赤ん坊の頃は、自分を知るよりも先に「人やモノとの繋がり」の欲求があります。

しかし、成長していくと「言葉」を覚え、自我が芽生えます。

そうなった時に「自分を知りたい」という霊性が目覚めるのです。

今の自分のままで良いという考えを持っている場合は「自分を知りたい欲求」は弱く、今の自分ではダメだという考えを持っている場合は「自分を知りたい欲求」が強くなります。

「本当の自分とは?」と言った言葉に強く惹かれる人は、今の自分ではダメだから自分を変えたいと心の底で思っているのです。

「本当の自分」を知ることが出来たらならば今度は、その自分を表現したいという欲求が出て来ます。そこで人と繋がりたいと思うようになるのです。

もし、あなたが自分を表現することにためらいを感じている場合は、自分を見つめ直すこと、つまり「本当の自分」を知ることが必要なのです。

「本当の自分」を知る過程であなたは「人とはこういうものだ」というあなたなりの真理にたどり着きます。

これは正しくあなたの揺るぎない信念を築き上げるために必要な哲学になります。

そして「自分を知る旅」が終わると自然とそれを表現する世界へ入るのです。

統合失調症と霊性

幸せな世界を生きたいと思う全ての人にとって霊性を感じることはとても大切なことです。

霊性はあらゆる感性の根本に当たるからです。

霊性を感じることによって、より深いところで感性を磨くことに繋がります。

霊性が高くなるとあなたのすぐそこに幸せがたくさん転がっていることに気がつきます。

物理的な発展を遂げた人類が次に目指すべきモノが精神的な発展になります。

そこに一役買う人こそ、統合失調症の人ではないでしょうか。

統合失調症の症状で辛い経験をしたことで得るモノよりも、霊性が高まった状態であることの方がとても大きなメリットだと言えます。

統合失調症が寛解(かんかい)するために必要なことが霊性を感じる力を育むことだと思います。

この世で意味のないことは起こらないとすれば、霊性を感じることこそが統合失調症の最終目的なのではないかと考えます。

霊性を高めるにはフィルターを外して物事を観る必要があります。

統合失調症の人が無駄な情報を省く脳のフィルターが壊れるのも、霊性を高めるための第一歩としての現象なのだと私は思います。

私は、全ての人の霊性が高まると世の中に平和が訪れ、「幸せな世界」を築くことが出来ると信じています。

統合失調症を寛解した人は、その「幸せな世界」を構築するために「本当の自分」を表現していくことを貫いてください。

あなたが見つけた「本当の自分」を表現することが、この世界を明るく照らす光となるでしょう。

統合失調症に現在苦しんでいるあなたもいずれは高い霊性を持つことを信じて下さい。

あなたが素直な心で感じる感性そのものが霊性を高めてくれます。

古代に精神文明が発達したと言われている日本人である務めとして、世界のひな型である日本の精神文明を発達させ、世界を変えて行こうではありませんか。

私も含めあなたも、大きな志と繊細なまごころを持って人生を全うしていくことを願っています。

ここまで読んでくれてありがとう

からあなたに感謝します

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