自分を根本から変える2つのこと~のちを向いて歩こう~

人生マインド

こんにちは。

真人生探求家のゆうきです。

今回は自分自身を変えるために一番重要なことについてお伝えします。

それは「まことのおのれを受け入れる」ということ、

「まことのおのれと「のち」を繋ぐ」ということ、この二つです。

「おのれ」という言葉を「自分」とか「わたし」に変えたらダメです。

「自分」でも「わたし」でもなく「おのれ」なのです。

「おのれ」という言葉の3音の意味を解説します。

「おのれ」

お:偉大、重要

の:接続

れ:変わる

まとめると「偉大に変わる」という意味になります。

つまり、「おのれ」という言葉には「自分自身を偉大な者に変える」というニュアンスが隠されているのです。

「おのれ」というと「わたし」や「自分」に比べて重いイメージですよね。

深いところを意識するためには重い言葉が適しています。

だから「自分自身を変える」という視点からは「おのれ」を使った方が良いのです。

「別にそこまで偉大な人物にならなくても良いけど・・・」

というあなたは「偉大」の意味をはき違えてます。

「偉大」とは社会的地位とは関係ありません。

偉大:優れて立派なこと

立派とはなにか?

立派:優れて堂々としていること。非難するところが見つからない見事な様子。

「堂々としていること」とは自分の信念を持ってそれを芯として行動するということです。

これは別に「社会的地位を上げる」ということではありません。

誰にでも必要なモノなのです。

そして「まことのおのれを受け入れる」とは、「ありのままの自分を見つめ、成長に導く」ことです。

「成長」とは「長く成る」と書きます。

「長い」

な:調和

が:幽玄、奥深さ、疑問(濁点なのでより強調される)

い:生命、活動、強さ

「成る」

な:調和

る:変わる

つまり「成長」とは「調和がとれるように奥深くなること」です。

個人的には「感性」ではなく「思考」が奥深くなることだと認識しています。

なぜなら「感性」の奥深さは子供も持っているからです。

子供とは違い、大人になって持てるようになるのは「思考の奥深さ」なのです。

つまり、「思考が奥深い状態」が「調和」を生み、あなたの人生を豊かにするのです。

「まことのおのれと「のち」を繋ぐ」ということは「理想の自分を未来に定め、今の自分を客観的に見ながら日々行動する」ということです。

「のち」とは「未来」のことです。

の:接続

ち:継続(するもの)

つまり「今と繋がって継続していくモノ」という意味です。

「将来(未来)はこうなりたい」と言うより、

「のちにこうなりたい」と言う方が「今」と繋がっている感じがしませんか?

「将来」や「未来」は漠然としたイメージがあるのに対し、「のち」は今が継続して訪れる先というイメージがあります。

具体的に言うと「未来」は遠い先を示し、「将来」は10年~数十年先を示します。

「遠い未来」とか「近い将来」という言葉があります。

「のち」はただただ「いま」よりも先を表します。

つまり時間が限定されていないのです。

だから言霊的に自分を変えるには「のち」と表現した方が良いのです。

因みに「過去」のことは大和言葉で「まえ」と言います。

私は以前「過去の自分」に理想を抱いているところがありました。

もちろん過去より今の自分の方が優れているところもあります。

しかし、人間関係が楽しいと思えている点では今よりも「過去の自分」の方が優れていたのです。

そこで過去ばかりを見ていました。

するとある日突然、瞑想中に「人間関係を楽しむ自分になりたいなら未来を見ないといけない」ことに氣づきました。

「あの頃は良かったなぁ」と振り返るばかりでは人は変わらないのです。

そして過去の自分は「色々と着飾って背伸びすること」に執着しているのに氣づきました。

だから過去に人間関係が楽しかったのは、少し幻想(思い込み)が入ってたと思います。

「ありのままの自分」で居ながら人間関係を楽しむことこそが「本当の人間関係の面白さ」だと悟りました。

それを「のち」に繋げることが大切なのです。

言霊の意味を理解してもらったところで、今度は実践編に行きたいと思います。

では、「まことのおのれを受け入れる」

「まことのおのれと「のち」を繋ぐ」

この二つの方法をお伝えします。

まことのおのれを受け入れる

まず、今の現実を受け入れてください。

今の自分に満足していない人にとって、正直これが一番難しいです。

お金の面で言うと、

「働いていない自分」

「給料が少ない自分」

その現実を拒否している自分を受け入れます。

「自分は今の現実を拒否しているんだ」

と心の中で確認するのです。

心理面で言うと、

「人と接するのが嫌な自分」

「病気の自分」

容姿で言うと、

「不細工な自分」

「太っている自分」

「ガリガリな自分」

を拒否していることを受け入れます。

自分の良いところは必要以上に受け入れている可能性があるのでここでは省きます。

自分の悪い現実を拒否している自分を受け入れたら(ややこしいですね(笑))、今度は、悪い現実そのものを受け入れます。

これにはコツがあって、本当は良いも悪いもなく、ただただ現実を受け入れることだけに集中します。

受け入れる時に「不快な氣持ち」になったら失敗です。

本当の自分を受け入れることは「不快」ではなく「快」だからです。

「快」の感覚が出たら成功になります。

受け入れる時に意識する場所は「胸」と「みぞおち」です。

まず、「胸」で受け入れ、さらに深く受け入れるために「みぞおち」でも受け入れます。

どちらも難しいです。

でも、それが出来たらとてもスッキリします。

これが出来ると、「まことのおのれ」が現れます。

そこに良いも悪いもなく、ありのままの自分がただそこに居るという感覚です。

それがあなたの正体です。

それを受け入れるのです。

「まことのおのれ」を受け入れるのは比較的簡単です。

「まことのおのれ」を出すまでが大変なので、何度も挑戦してみてください。

次に、「まことのおのれと「のち」を繋げる」方法をお伝えします。

まことのおのれと「のち」を繋げる

まず、「理想の自分とは?」

ということを言葉ではなく感覚で捉えます。

「かっこいい自分」

「心が強い自分」

「美しい姿の自分」

「心が清い自分」

「お金持ちの自分」

「仕事をバリバリこなす自分」

「家事をバリバリこなす自分」

言葉で考えられる全てを「まとめ」ます。

それは一言では決して表せれないはずです。

だから感覚で捉えるのです。

良く、ダイエットをする人に限って「体だけ」に注目する人が居ますが、それは「理想の自分」ではありません。

そんな私もダイエットを繰り返しているので良くわかります。

ダイエットが上手く行く時というのは、「理想の自分」を「体だけ」でなく「心」も見ています。

心も体も含めた全ての理想を感覚で捉えている時にダイエットに成功するのです。

理想の自分を捉えたら、「胸」で「余韻」を感じてください。

「胸」には感情を広げて、余韻を感じるという力があります。

そしてそれを「みぞおち」に落とし込んでくイメージをするのです。

「みぞおち」は体全身に伝える力があります。

細胞の隅々まで余すことなく理想の自分を沁み込ませてください。

それが出来たら、「のち」にその「感覚」を送るイメージをしてください。

かならず「のち」という言葉を使って下さい。

心で「のち」と唱えるのです。

そして「のち」から「いま」に意識を戻してください。

そしてこう唱えるのです。

「じっくりと腰を据えてコツコツと積み重ねたのちに急激な変化が訪れる、そのことを心から信じます」

この言葉はとても深い意味があります。

あなたは自分を直ぐに変えたいですか?

自分が変わって行くことが氣長に待てない人もこの言葉は受け入れやすく、しかも真理を付いています。

「急激な変化」

あなたが本当に望むのはそれだと思います。

でも、実際には最初から急激に変わることなどできないとあなたは知っています。

急激に変わることは出来ないというのも嘘になります。

「腰を据えてコツコツと積み重ねる過程」で「急激な変化」は訪れるのです。

つまり、実際にあなたがやることは「急激な変化を求めて、じっくりと腰を据えてコツコツと積み重ねる」ことなのです。

「急激な変化」の正体は「気づき」です。

あなたがコツコツと積み重ねて行くと、いずれはその「積み重ねたモノ」に気づく時が来ます。

それに気づくことで「こんなにも成長したんだ」という氣持ちになるのです。

最初から直ぐに変わることは出来ないと認めること、でもいずれは急激な変化が訪れること、この二つを心の底に落とし込んで行くことであなたは変われます

「のち」を向いて歩こうではありませんか。

最初から走る必要はないのです。

最後に・・・

今回紹介した内容は自分を変えるという視点では一番重要で根本的なことです。

これが出来るか出来ないかであなたの「のち」は変わってきます。

漠然とした「将来」や「未来」ではなく、「いま」と繋がった「のち」を明るいモノと捉えて歩むことで本当にそこに到達することが出来るのです。

噓偽り無き「まことのおのれ」から「のち」を見続ける。

そうすることで行動していく過程も「幸せ」なのではないでしょうか?

あなたが「のち」を見据え、「いま」も「のち」も「幸せ」を感じて生きて行くことを願っています。

ここまで読んでくれてありがとう

からあなたに感謝します

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