皆さんは腸がメンタルに及ぼす影響を知っていますか?
腸活とは、腸内環境を整えることによってからだを健康に保つことです。
ダイエット中に限って、カロリーが高めな食事が食べたくなりますよね。
ダイエットが上手く行く人と上手く行かない人の違いは自制心の強さではありません。
その違いは腸内環境にあります。
大昔の地球で動物が最初に誕生した時に、初めて出来た器官は腸でした。
脳がない動物は存在しても腸がない動物は存在しません。
動物は腸さえあれば生きていける。
でも人間には大きな脳があります。
脳は報酬系の物質であるエンドルフィンやドーパミン、セロトニンが増えることによって幸福感を感じます。
美味しいものを食べるとこの報酬系の物質が出て来ます。
脳は報酬系の物質を出したくて仕方がありません。
ダイエットをして食事制限をすると、脳は食べることによって得られる幸福感をさらに求めます。
でも腸はそんなバカをしません。
っていうかとても正直に働きます。
腸内の善玉菌が増えると、野菜を食べたくなります。
腸内の悪玉菌が増えると、甘いものや油っこい食べ物がむしょうに食べたくなります。
これは、腸内の菌がそれぞれのエサを求めて脳に直接指令を送っている為です。
善玉菌のエサは食物繊維やオリゴ糖。
悪玉菌のエサはお肉や油っこいもの。
腸は第二の脳と言われますが、脳が第二の腸と言っても過言ではないです。
腸内細菌のバランスによって食べたいものが変わるのです。
因みに食物繊維は悪玉菌を減らします。
だから、野菜を多く食べる人は悪玉菌が少なく善玉菌が多い傾向にあります。
食事制限のダイエットでも腸活をしている人としていない人ではストレスの感じ方が大きく違います。
腸に良いもの(善玉菌のエサ)を食べることで、高カロリー食が食べたくてしょうがない暴走する脳を抑えることが出来ます。
ダイエット中は、脳ではなく腸に手綱を渡しましょう。
メンタルが病んでる人も腸活は大事。
メンタルが病んでる人は脳内のセロトニンが不足している傾向があります。
統合失調症の人は、逆にドーパミンが出すぎと言われています。
幸せを感じる物質であるセロトニンとドーパミンのバランスが悪いと心にも影響して来ます。
このセロトニンとドーパミンは脳には体内の2%しか存在してません。
体内の中でこれらの物質の90%が腸に存在しています。
腸内細菌がその物質をバランスよく脳に送ることによって、私たちは幸せを感じることが出来ます。
何事もバランスが大切。
多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけない。
誰でも知っている当たり前のこと。
腸内環境を整えることによって脳内のセロトニンとドーパミンのバランスが保たれます。
「腸(はらわた)が煮えくり返る」とか「断腸の思い」、「腹をくくる」って言ったりしますが、これは昔からある言葉です。
昔の人は腸がメンタルを作っていると感覚的に知っていたのかもしれないですね。
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