第8の習慣を小学生レベルで説明|よくある質問が何気に刺さった

人生マインド
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スティーブン・コヴィー著書【第8の習慣】は難しい文章で書かれていますが、内容をまとめると非常に単純でした。

あなたがすでに知っていることをいかにそれが重要か色々な例題を元に根拠を示す内容になっている為文章自体は難しいですが、まとめるととても簡単な言葉でまとめられます。

本文の最後に記載されたよくある20の質問が何気に心に刺さったのでそれも紹介します。

小学生でも理解できる第8の習慣まとめ

第8の習慣の習慣で著者が主張していることは2つです。

1つは「良い人間になろう」ということ。

良い人間になるためには良心に従って行動することが重要です。

本書では良い人間になるための方法として磨かなければいけない項目を4つに分けて考えています。

それが「良心」「知性」「肉体」「情緒」です。

でも「良心」に従って行動すれば他は無視しても勝手に磨かれます。

何故なら「知性」「肉体」「情緒」で取り上げている事柄も、私たちはすでに知っていることだからです。

例えば「知性」では、目標を明確に持ちましょうとうことは小学生でも知っています。

この中で実行するのに一番難しく、一番大切なのが「良心」を磨くことです。

実行するのは難しいですが、知識としては知っている当たり前のことなので読むのが大変そうだと思っている人はこの記事を読めば十分です。

あなたが考える「良い人間」とは何ですか?

それをどんどん実行して下さい。

そうすればあなたは幸せになれます。

そしたら周りも幸せにしたいですよね?

著者が主張している2つめは「周りにも良い人間になってもらう」ということ。

これも当たり前の真理ですが、なかなか実行するのは大変です。

その為には「相手の良いところを見抜く力」が必要になります。

相手に思いやりを持ち、愛することが出来れば自然と良いところがわかります。

周りが良い人間になるとあなたはさらに幸せになれます。

それが本当の意味での幸せです。

というのがざっくりとした本書の主張になります。

もちろん他にも大切なことが多く述べられているので本書を読みたい方はおすすめ出来る本になります。

意外にも本文の最後にある「よくある20の質問」が心に刺さったので紹介します。

よくある20の質問

まず質問の内容で多かったのが、本書の習慣、つまり「良心」に従って行動し、周りにもそれを促すことが本当にできるのか?という内容になります。

それに対しての答えは2つあります。

一つ目の答えは習慣を身に付ける難しさと身に付けた後の自由を「アポロ11号の月面着陸」に上手く例えています。

このプロジェクトで一番エネルギーが注がれたのは何処だと思いますか?

月までの25万マイルの飛行?

地球に戻ること?

月の軌道を回ること?

切り離しやドッキング?

月から離陸すること?

そのどちらでもありません。

その合計でもありません。

答えは地球から離陸することです。

一番最初にもの凄いエネルギーを注いでいるのです。

その後は比較的簡単に地球に戻ることが出来ました。

習慣を身に付けるのも最初が肝心です。

人間には欲望があるので良心に従って行動することは非常に難しいですが、一旦それを覚えてしまえば何のことも無いのです。

もう一つの答えは自分への問いかけ方です。

何か行動する前に自分に問いかけて欲しいことが3つあります。

「私はこれをすべきか?」

「私はこれをしたいか?」

「私にできるか?」

この3つです。

これは私の考えですが、この問いに対して真剣に考えることで本書が説く「内面の声」を発見することが出来ると思います。

最後にもう一つ質問と答えを紹介します。

質問は「企業スキャンダル的なやっかいな問題を避けるためには?」という内容です。

それに対しては、チェックリストで人を管理するのを止めることです。

スコアボードによる人格の成長を促すような責任を持たせることで解決すると答えています。

なるほど、チェックリストよりスコアボードの方が、能力を分析するのには優れている感じがします。

数字が増えていく仕組みを作った方がやる気にも繋がりそうですね。

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