こんにちは。
真人生探求家のゆうきです。
今回は「エゴ」についてお伝えします。
「エゴ」とは「自我」「自尊心」「利己主義」「うぬぼれ」という意味です。
簡単に言うと「わがままな自分」です。
この「わがままな自分」を褒めてあげることであなたの人生の楽しみ方が向上します。
それでは「エゴ」と上手く付き合い、人生をより楽しむためには一体どうすればいいのかをお伝えします。
エゴと上手く付き合う
エゴで貢献する
なるべく「エゴ」を出さないように生きることが良いと社会は言いますが、私は「エゴ」を否定することに反対です。
生命にとって「エゴ」とは切っても切り離せない関係だからです。
「エゴ」はどんな生命にもあります。
自由奔放に生きている地球上の生命を見習って「エゴ」と上手く付き合うことが生態系を維持する上でも大切なことだと私は考えています。
地球上の生命は「我こそは生き残る」と言わんばかりの生命力を持って生きています。
社会を構築した人間はいつの日か「他人に尽くせ」と言うことが徳とされています。
もちろん他人の役に立つことは必要でとても大切なことなのですが、「エゴ」を軽視してはいけません。
「エゴ」が過ぎると人に嫌われたり周りに迷惑をかけたりしてしまいますが、適度な「エゴ」は周りをも幸せにする力があります。
なぜそう言い切れるのかといいますと、「エゴ」を満たすことで人間の精神は一時的に安定します。
根本的な安定には及びませんが、この一時的に安定した時こそ「他人に尽くす機会」が設けられるからです。
そして、「エゴ」を満たそうとする力には凄いエネルギーが発生します。
周りのことを考えずに無我夢中で行動する精神こそが、自分の精神にも活力をみなぎらせ、本当にやりたかったことを社会常識という縛りから逸脱した位置で考えるようになります。
その思考こそが将来人の役に立つ可能性を引き上げてくれるのです。
「不純な動機で始めたこと」が誰かの役に立った例はいくらでもあります。
なぜならば、あなたが持っている「エゴ」が社会の「ニーズ」そのものだからです。
「何の役にも立たないけどこれがしたい」
そう思ったならばどんどん挑戦してみるべきです。
「周りに迷惑かけるけどこれがしたい」
そう考えたならば一考し、「迷惑」と「将来性」を天秤にかけ「将来性」が勝ったと感じたならば実行するべきです。
「将来性」とはこれをすることで将来的に人の役に立ちそうだとか、自分自身が良い人間に成長できるとかいったことです。
「将来性」を純粋に考えた場合、「多少周りに迷惑をかけても良い」と思った方が逆に周りにも貢献出来ることだってあるのです。
エゴを褒めてあげる
「エゴ」を褒めてあげるとは一体どういうことでしょうか。
それは簡単に言うと「わがままな自分」も受け入れるということです。
「少しぐらいわがままだって良いじゃないか」という心です。
これは他人が認めなくても自分で自分を認めるということです。
簡単そうですがこれがなかなか難しいです。
まず、あなたの頭には「人に迷惑をかけてはいけない」という小さい頃から植え付けられた縛りがあります。
これを一時的に取り除く作業が必要になります。
もちろん私は「人に迷惑をかけること」を推奨している訳ではありません。
これは実際に起こす行動の話ではなく、行動に起こす前の精神状態の準備になります。
「無邪氣な心で考える」ということをして欲しいのです。
「無邪氣な心」とは「社会常識から逸脱した位置」で考えるということです。
もちろん行動に移してはいけないこともありますが、その思考こそがあなたの「エゴ」になります。
行動するかは別として、その思考を褒めてあげて下さい。
その方法として「エゴ」を擬人化する方法があります。
「エゴ」という自分の中に居る存在を創り上げ、形にしてください。
そしてソイツにこう言います。
「お前と居ると人生楽しいよ」
そうすることで、自分の中の「エゴ」に目覚めます。
「なんだ、これをやっても良かったんだ」
と「迷惑の許容範囲」が少し広がりを見せます。
するとどうでしょう。
「人に迷惑をかける」どころか、自分が楽しくなり逆にその楽しい氣持ちが伝わって周りをも笑顔にします。
結局人間は「誰かに迷惑をかけないと生きて行けない」「多少迷惑かけた方が自然体で居られる」ということを悟るのです。
「少しぐらいは迷惑をかけても大丈夫」とそう思うことが大切です。
そうすることで、「人に頼る自分」を認めることに繋がり、人脈もどんどん増えていくことでしょう。
「エゴ」を認めることで「自己受容」も出来るのです。
自分を余すところなく心から好きになるためには「エゴ」も受け入れる必要があるということを知ってください。
エゴを操作する
「エゴ」を受け入れることは大切と前述しましたが、「エゴ」は過ぎるとダメです。
なんでも「バランス」が大切なのです。
そのためには「エゴを操作する」必要があります。
「無邪氣な心から出て来たエゴ」に対して、「理性で対応する」ということです。
「理性」とは「これをしてはいけない」といった縛りではなく、「こうするともっと良いよ」という導きです。
「無邪氣な子供」に「知恵」を与える氣持ちで操作するのです。
あなたが満たしたい「エゴ」は必ずしも満たせば「幸せ」になれるとは限りません。
「エゴ」が「幸せ」に直結しない場合は「別のエゴを満たす」ということをしてください。
あなたが「無邪氣」に考える「エゴ」は全て受け入れ、そして行動は別のことをするということです。
少し難しいですがやってみてください。
行動に移す場合には現実をしっかりと観る必要があります。
精神では全てを受け入れ、現実の行動は操作するということを覚えれば「エゴによって転落する」ということを防ぎます。
そして「エゴ」に対して「お前のことは受け入れる、でも自分はこれを選択しない」という言葉を発してください。
精神では受け入れることで「エゴを落ち着かせる」ということが出来るのです。
「エゴ」は受け入れられないとわかるとその反動で強くなります。
この方法は、その特徴を抑えた方法になります。
イメージでそこまで出来るようになったら氣兼ねなく遊んでみてください。
きっといつも以上に楽しく感じるはずです。
最後に・・・
以上が「エゴ」と上手く付き合うということです。
悪者扱いせずに優しく受け入れてやってください。
そうすればきっとあなたの人生がより楽しくなることでしょう。
私は「エゴ」と友達になって遊ぶことで心から人生を謳歌することが出来ると信じています。
あなたが「わがままな自分」も含めた全ての自分を好きになり、自分らしく生きることにこの記事が少しでも貢献出来れば幸いです。
ここまで読んでくれてありがとう。
心からあなたに感謝します。
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