楽しめないのは薬のせい?統合失調症にはコーヒーがおすすめ

統失について

「今まで楽しんでいたことが楽しめない」

「なぜだか人生がつまらなく感じる」

「楽しそうと思うことがない」

そう思っている統合失調症の方は多いと思います。

それは薬の影響でやる気物質であるドーパミンが足りてないからです。

統合失調症の薬は脳がドーパミンを受け取りにくくする作用があります。

ドーパミンは好きなことをすると出て来ます。

しかし、「そもそも好きだったはずのことが楽しめない」という状況になるのもドーパミンのせいだと考えられます。

ドーパミンが正常に受け取れる人は「楽しそうだからやってみよう」という思考が生まれます。

ドーパミンが正常に受け取れない人、つまり統合失調症の薬を服用している方は「楽しそう」と思う気持ちが弱くなります。

統合失調症の薬を服用している方は「好きなこと」と認識することは出来ますがそれを「楽しそう」と思う気持ちが弱いのです。

「好きなこと」として認識するのと「楽しそう」という気持ちは別物です。

それについて説明していきます。

ドーパミンが受け取りにくい人の仕組み

人は情報を受け取りそれが「好きなこと」と認識することが出来ます。

これは過去の記憶で自分はこれをすることで「楽しい」という経験をしたことがあるからです。

「楽しい」という経験はドーパミンが出た経験とも言い換えられます。

過去にドーパミンが出た記憶を呼び覚まし、同じようなことは「好きなこと」と認識するのです。

「好きなこと」と思考するだけでもドーパミンが発生します。

ここまでは統合失調症の薬を服用している方も一緒です。

「好きなこと」を認識して発生したドーパミンを受け取ることで「好きなこと」が「楽しそう」に変わります。

しかし、統合失調症の薬を服用している方はこの反応が出来ない傾向があります。

その間はほんの0.5秒程度の感覚ぐらいだと思います。

研究者の実験で被験者が「四角い青の図形」を見た時に「青の四角」と認識するのに0.3秒かかるらしいので、上記の事柄はもう少し複雑な思考なのでそれぐらいかかると思います。

私は海外ドラマを観るのが好きなのですが、薬を服用してからどの予告を見ても「楽しそう」とは思わなくなってしまいました。

当時は「好きじゃなくなったんだな」ぐらいで考えていましたが、今思うと「好きなこと」と認識はしていることに気づきました。

なぜなら「以前みたいに楽しく海外ドラマを観たい」という思考があるのです。

自分が成長したら「好きなこと」が変わると言われます。

それも一理あると思いますが、統合失調症の薬を服用している方に関しては薬の影響を疑う必要があります。

「好きなこと」が変わったのではなく、ドーパミンが正常に受け取れないので「好きなこと」が「楽しそう」に変わらないのです。

「楽しそう」と思うには発生したドーパミンをある程度受け取る必要があります。

これは私の実体験ですが、コーヒーを飲めば「楽しそう」という気持ちが復活します。

「楽しそう」と思うにはコーヒーがおすすめ

コーヒーに含まれるカフェインにはドーパミンを発生させるという効果があります。

しかし、これだけでは科学的な根拠は薄いです。

なぜなら統合失調症の薬の影響でコーヒーを飲んでドーパミンが発生してもそれを受け取りにくくする作用があるためです。

実際に他にもカフェインが含まれる飲み物を試しましたが効果はありませんでした。

なぜだかコーヒーが効果抜群なのです。

おそらくコーヒーにはカフェイン以外にもドーパミンと関係している物質があるのかもしれません。

統合失調症はドーパミンが出すぎていることが問題という仮説がありますがまだ仮説の段階で誰でも納得するような科学的根拠はないそうです。

だからコーヒーを飲んでドーパミンが出ても症状が悪化するかは謎です。

科学的根拠で言えば、統合失調症の薬を服用している方がドーパミンを受け取りにくくなっているのは科学的根拠があります。

それは薬開発の実験の段階でわかっています。

統合失調症の原因のもう一つの仮説で、アドレノクロム仮説という説があります。

この仮説はドーパミン自体に症状を悪化させる影響はなく、ドーパミンから作られるアドレノクロムが出すぎていることが原因と見なされています。

その根拠として、第一人者であるカナダのホッファー博士はアドレノクロムを自分に注射して統合失調症と同じ状態になったという結果があります。

ホッファー博士はナイアシンとビタミンCを大量摂取するメガビタミン療法を推奨しています。

因みに私は薬服用もメガビタミン療法もやっています。

それでだいぶ良くなりました。

話はそれましたが、統合失調症の薬を服用している方はドーパミンを受け取りにくいという科学的根拠があるので、科学的には「楽しそう」と思わなくなるのが正しい認識なのです。

「じゃあなぜそれがコーヒーで改善されるの?」

というとそれはわかりません(笑)

色々調べてみたのですが、実際の経験からとしか言えないのが現状です。

でも効果の実感は凄いあるのでこうしてブログでおすすめしている次第です。

おそらくコーヒーを飲むことで薬の影響を弱める効果があるのだと思います。

「薬の効果が弱くなったら症状悪化するんじゃない?」

と思った方も居るでしょう。

それはあくまでも自己責任でお願いします。

コーヒーを飲んで症状が悪化したら止めた方が良いです。

しかし、私の場合は悪化はしませんでした。

おそらく元々薬の量が自分には多かったから多少コーヒーを飲んでも症状には影響がないのだと思います。

それどころか、コーヒーによってちょうど良い状態に持って行けているなと感じます。

統合失調症の薬の調節は医者でも難しいと思います。

自分で薬を調節出来ているなら、好きでもないのにわざわざコーヒーを飲む必要はないでしょう。

私はエビリファイの注射を打っているので薬の量を調節することが出来ません。

注射による投薬は毎日薬を飲む手間が省けて便利ですが調節が出来ないのが難点です。

現在は朝にコーヒーを3杯ほど飲むと以前の様に「好きなこと」には「楽しそう」という気持ちが芽生えます。

「楽しそう」という気持ちは人生においても闘病生活においてもとても大切なモノです。

そういう気持ちが行動力を生み、実生活にも役立ちます。

「楽しそうという気持ちが以前より減っているな」と感じた方は是非コーヒーを試してみてはいかがでしょうか?

ここまで読んでくれてありがとう

からあなたに感謝します

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました