もしこの世が弱肉強食だったならば、周りは恐竜だらけだったかもしれません。
しかし、恐竜は環境に適応出来ず滅びました。
強いものが生き残るという考え方は古く、強いか弱いかの判断ではなくその環境に適しているか適さないかが生き残る判断の指標となります。
適者生存とはそういった概念を言います。
自然界では植物も動物もみんな競い合っているようで、みんな適材適所を守っている。
植物は、日が当たる所に育つ大木もあれば、コケの様に木陰で生きていける種類もあります。
動物は、肉を食べる肉食も居れば、植物だけを食べて生きている草食も居ます。
そうすることによってその個体自身が生き残る戦略を練っているのです。
人間はどうかというと、人間も適者生存というこの自然の摂理には逆らえません。
例えば現在の職場環境に適応していない場合、転職するかそのまま仕事をするかの二択があります。
転職した人は良い仕事が見つかればそのまま残るだろうし、見つからなければまた転職か残るかの二択をせまられます。
そのまま残ることを選択した人は、適応しないままその会社にいてもストレスを抱えてその内辞めてしまうかもしれません。
でも、そのままその会社を生涯やりとげた場合は職場環境に適応することが出来たと言えます。
職場環境にストレスを抱えながら仕事してる内に、自然と自分自身がストレスに強くなったり、考え方の視点を変えることでストレスを感じなくなったり自分自身が職場環境に適応していった訳です。
自分自身を変えることで様々なことに適応可能です。
日に当たらない木陰を選んだコケや、草を食べることを選んだ草食動物の様に、自分がその場所で生きていく為には最終的に自分自身が変わることを選択することになります。
生きていく為には変わる力が必要です。
ただし、それはそんなに難しいことではありません。
変わりたいと悩むだけで自然と変わって行くのです。
悩めば悩むだけ一線を超えた時に急に良い方向に向かうことが出来ます。
なので今の現状に満足してなくて悩んでいる人は、思う存分悩んで下さい。
バネを縮めたら後は伸びるだけですから。
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