行動力を上げるには白黒ハッキリさせないことを受け入れる

モチベアップ

こんにちは。

真人生探求家のゆうきです。

今回は「行動力」についてお伝えします。

「行動力」を上げるための方法として結論から申し上げますと、「白黒付けないで、灰色を受け入れる」ということです。

0か100かで行動するといざ動いた時には爆発力を持ちますが、続かないし何よりも行動する多くの機会が失われてしまいます。

「100得られないならもういいや」

そう考えてしまうと直ぐに諦めモードに入ります。

そういう人は理想が高く、しかも短期的に変わりたいという思考があるのです。

「行動力」を爆発させて短期的に変わろうと決心するところまでは良いが、その後で続かなかったり、急に省エネモードになってしまって「行動力」が著しく下がる傾向があります。

そんなことが少しでも思い当たる人にはこの記事を読むメリットがあるかと思います。

では、白黒ハッキリさせないと氣が済まない性格で、「行動力」が欲しいと思っている人にとって「灰色を受け入れる」とは一体どういうことなのでしょうか。

灰色を受け入れる

「灰色」とは白でも黒でもなく、白と黒が混ざった色を指します。

色が濃かったり、薄かったりしても一般的にそれを「灰色」と呼びます。

私が言う「灰色」とは、混ざり具合に幅を持たせた色のことです。

では「灰色」を受け入れるとはどういうことか。

それは「理想に少しでも近づくことが出来たら良しとすること」です。

白黒ハッキリさせたい人はこのことが苦手です。

「中途半端に意味はない」と思ってしまうのです。

しかし、このことについてずっと考えていると「中途半端こそ人生」という真理に氣づきます。

理想を実現しても、その頃には次なる理想を追い求めます。

どんなに「行動」しても追い求めるモノが変わる限り、終わりはないのです。

つまり、あなたが掲げている理想自体「中途半端」なモノになります。

例えば見た目を良くしようと思ってダイエットを始めて、実際に痩せると次は「オシャレ」に氣を使ったりします。

ある人はダイエットがきっかけでボディビルダーになったりします。

追い求めるモノを変えることで次のステージへ行くことができ、そこに終わりはありません。

あなたが掲げた理想自体「中途半端」だということが腑に落ちたら、「完璧主義」の「完璧」とは単なる主観だったのだと氣付くことでしょう。

つまり、「中途半端なことに意味はない」のではなく、全てが「中途半端」なのです。

だからこそ、「中途半端」つまり「灰色」を受け入れることが真理にかなっているのです。

「灰色」を受け入れるとあなたの「行動しない言い訳」が減ります。

あなたの頭は「達成した後に意味を持たせる」のではなく、「行動している今に意味を持たせる」ようになるのです。

もちろん具体的な目標を掲げるのは賛成です。

具体的な目標を建てて、そこを達成するために行動することに変わりはないのですが、「行動して少しでも目標に近づいている今の自分の成長を喜ぶ感覚」を持てば自ずとその行動に「継続性」がもたらされると思うのです。

ダイエットが上手く行く時は誰でも無意識にそうやって「目標途中の自分を褒める」ということをやっていると感じます。

「まだまだ、目標には到底及ばないな」

と考えていると「行動力」は生まれません。

「少しづつ目標に近づいている感」が大切なのです。

その感覚を持っているとダイエット中の停滞期でも「体重は落ちてないが行動している自分を良しとしよう」という氣になれます。

そうやって「自分を励まし、応援し続けること」が大切です。

「苦しみに耐えながら」という日本人特有の美徳感がありますが、それは主観的なモノではなく客観的なモノだと思います。

他人から見たら本当に努力しているように見えるが、当の本人からしたら努力と感じていないのが真実だと思います。

元プロ野球選手のイチローは「練習が努力と感じるようになったら引退する」と言っていました。

あれ程素晴らしい選手だったのにも関わらず、本人は努力している感覚がないのです。

多くの一流の人はその感覚を持っていると思います。

努力して辛い想いをしながら「行動」している人は二流、三流の人だけだと私は考えてます。

何故なら、「行動」自体に辛い想いを抱えているとパフォーマンスが著しく低下するからです。

パフォーマンスを上げるためにも「行動」は「辛いモノ」ではなく、「難なくこなせるモノ」でなくてはならないのです。

そうなるためにも「灰色」を受け入れることが重要になって来ます。

「灰色」は色の濃淡は関係ないと述べましたが、「灰色」を受け入れるということは高く掲げた目標とは別に「細かな目標を刻んでいくこと」でもあるのです。

どんなに濃くても薄くても「灰色」です。

それを受け入れることで常に自分で自分を後押しすることが出来るのです。

常に理想から自分を見るのではなく、常に現状の自分を良しとするのです。

理想から自分を見たら「やる氣」を無くしてしまう可能性だってあります。

理想から自分を見るのは、ふと立ち止まった時に自然にそうなりますから意識して理想から自分を見ないようにするのがちょうど良いと思います。

理想から自分を見るのと明るい未来を見るのは別です。

人は明るい未来に向かって歩むことで文明を発展させてきました。

未来は明るく、そしてそこに向かう自分も明るいイメージを持つことが大切なのです。

そのために「灰色」を受け入れるのです。

黒がスタート地点で、白が掲げた目標だとすると、「灰色」は行動し始めてから目標に到達するまでの全ての道のりです。

最初はどんなに濃い灰色でも徐々に薄い灰色になっていく自分にワクワクしてください。

人生は「三歩進んで二歩下がる」という歌の歌詞がありますが、後戻り自体も「成長」なのです。

行動しなければ「後戻り」することもありません。

行動しているからこそ「後戻り」するのです。

つまり、「後戻り」は「あなたは行動していますよ、それを喜んでください」というメッセージなのです。

「後戻り」を運命だとすると思考が楽になります。

最初から決まっていたことで、「後戻り」無しでは前に進まないと理解すると「後戻り」自体も進んでいる感覚を持てます。

黒からスタートしたら「灰色」になります。

そして目標である白に近づくごとに「薄い灰色」になっていきます。

色が濃くなってしまっても「灰色」には変わりません。

「灰色」を受け入れるとは「後戻り」も含めて受け入れるということなのです。

あなたが「灰色」に居るかぎり自分を褒めてください。

ダイエットを中断して、元の体重よりも重くなったとしてもあなたがダイエットを始めた瞬間から「灰色」に変わります。

「灰色」とは外部的な数値に左右されません。

「あなたが行動を始めた後の色」です。

つまり行動を始めたのならどんな現実だろうが「灰色」なのです。

それを受け入れてください。

私は、インスタントコーヒーが一つ一つ小さなカップになっているタイプのコーヒーを毎日飲んでいますが、このカップは捨てる時に中のコーヒーを取り除いて「アルミ」として分別しなければいけません。

そのカップの分別はある程度たまったらやる様にしているのですが、最初はいつも腰が重いです。

それは終わりから今を見ているからだと氣付きました。

「とりあえず10個だけやろう」

そう決めて行動すると楽に行動出来ます。

本当に10個で終わる時もありますが、大抵は最後までやり遂げることが出来ます。

全部で100個ぐらいあるのですが(乾燥させるためにそこまでためる必要がある)100個という視点から10個を見るとまだまだ終わりから遠い様に思えます。

しかし、10個出来た自分を良しとすることで「行動力」があがり最後までやり遂げることが出来るのです。

こういった日常の些細な行動から「中途半端な自分を良しとする」感覚を身に着けることが出来ます。

それを全ての行動に応用することが出来ればあなたは「行動力の鬼」になれるでしょう。

「行動力」とは重たい腰を上げる力ではありません。

いかに軽やかに行動できる様にするかという「知恵」なのです。

その「知恵」こそが「灰色を受け入れる」ということです。

最後に・・・

以上が「行動力」についての私独自の考えになります。

独自の考えと言っても非常に深いところまで時間をかけて考え抜いたことなので、あなたに共通する部分や参考に出来る部分もあると信じています。

私が時間をかけて考え抜いたことを、あなたが時間をかけずに理解することが出来たならばこの上ない喜びを感じます。

このブログは深いところで考えることを余儀なくされるかと思いますが、文章を読むのに5分もかからないと思います。

是非他の記事も、私がかけた時間をあなたに提供している感覚を持って読んでみてください。

そうすれば、時間をかけずにそこに到達することが出来るので、あなたの時短にも繋がります。

それこそがこのブログを通して「人の役に立つ意義」だと考えています。

あなたがこのブログを通して普段そこまで深く考えないことについて、少しでも考え方が深まって行ければ幸いです。

ここまで読んでくれてありがとう

からあなたに感謝します

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