こんにちは。
真人生探求家のゆうきです。
今回は「精神」という言葉について考察しました。
「精」とは「混じり氣の無い」を意味します。
「精米」とか「精選」とかに使われます。
「混じり氣」とは「氣」が混ざったという意味です。
「混じり氣の無い」とは本来のあなたの「氣」を意味します。
本来のあなたの「氣」を「元氣」とか「根氣」と言います。
「神」はそのまま「神様」を意味します。
つまり、「精神」とは「本来のあなたが持っている「氣」をまとった神」という意味だと考えられます。
あなたの「氣」はあなたの御靈(みたま)に宿ります。
「霊」という字は本来「靈」と書きます。
これもGHQの漢字統制によって1949年から置き換えられた字です。
なので今回からは「霊」を旧漢字の「靈」に変換して使わせて頂きます。
「靈」は「巫女が雨ごいをする姿」を表しています。
農作が盛んだった昔は「雨」を降らすことが最優先事項でした。
そこで古くから発音されている「たま」という言葉を「靈」と書く様になったのです。
「みたま」とは「魂」を意味します。
個人の死靈(しりょう)が恐れられる様になったのは平安時代以降からです。
それまでは自然の靈(れい)を恐れていました。
自然に対する「畏敬の念」は正に自然崇拝(アニミズム)の文化が栄えていた頃です。
この頃の日本人の「靈性(れいせい)」は非常に高かったと思います。
靈性とは「御靈(魂)に響く感覚」のことです。
魂レベルで物事を考え、行動することです。
そうすることで、人と人が争うことなく、自然と共に生き、持続可能な発展を遂げることが出来ます。
私はこの「靈性」を高めることの素晴らしさを「科学」でもっと研究するべきだと考えてます。
因みに「私」という漢字もGHQによって変えられた漢字です。
旧漢字は「和多志」と書きました。
多くの和む志と書きます。
でも流石に「和多志」をブログで使ったら多くの方が混乱してしまうので、「私」の字を使わせていただきます。
「我が國は神の國である」
以前、森元首相がこう発言してメディアに叩かれまくってました。
GHQ洗脳教育あるあるでこの発言を私たちが「戦争」と結びつけたことが原因です。
半ば強引に「戦争」と結び付ければ何でも「思考停止」させてしまう凄技です(笑)
経済活動でも「財政支出拡大(国が国民にお金を出す)」を「戦争」に結び付ける学者が大勢居ます。
戦後教育をしっかり受けた日本人は「戦争」に結び付くという言葉で「思考停止」をします。
「我が國は神の國である」
歴史を知らない人からしたら、何のこっちゃわからんという言葉です。
「思考停止」せずに考えてみるとなかなか良い言葉だと思います。
日本には昔から「八百万の神々(やおよろずのかみがみ)」が住んでいます。
それは「精神」という言葉からわかる通り、私たちのことです。
「古事記」では天照大御神(アマテラスオオミカミ)が瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に八咫鏡(ヤタノカガミ)を渡し「この鏡を見て写る自分自身を私だと思いなさい」と言いました。
神社では必ず「鏡」が祀られています。
神社にお参りする時に「鏡」に移る自分を見つめて「神に生まれ変わる」ことが出来るのです。
神社は「女性」の体を表していると言われています。
神社の鳥居から神殿までの道のりを「参道」と言います。
これは本来女性の体にある「産道」を意味するそうです。
鳥居は女性が股を開いた形を意味しています。
そして、神殿は「お宮」と呼び「子宮」を表しています。
つまり、「神社にお参り」するということは「自分が神に生まれ変わるための儀式」なのです。
なので私たちの國は「神の國」なのです。
仏教もキリスト教もイスラム教も全てを受け入れることが出来るのはそのためです。
彼らが信仰している「神」もまた「八百万の神々」の中の一人なのです。
「一神教」ではない私たちの「神」は千差万別です。
そして私たちも「神」なのです。
「かがみ」から「が(我)」を取ると「かみ」になります。
エゴが無い状態の私たちを「神」と呼ぶのです。
私たちの國、日本には言葉にも「神」が宿ります。
「言靈(ことだま)の幸(さき)はふ(わう)國」と万葉集にも載っています。
日常会話に「神」や「御靈(みたま)」「言靈(ことだま)」という言葉が頻繁に使われるようになれば、以前の日本人が持っていた「靈性(れいせい)」が復活するのではないでしょうか。
あなたの御靈は何を求めていますか?
御靈の言葉、つまり「御言(みこと)」を聴くことができたら、あなたは「神」の仲間入りします。
著書【縄文のコトダマ】より「かみ」という2音の意味を調べました。
「かみ」
か:幽玄、奥深い、疑問
み:本質、優しさ
「神」とはあなたが「奥深い疑問を自分に投げかけると本質を答えてくれる存在」です。
つまり「自問自答」にこそ「神」が宿るのです。
ネット社会が繁栄しているこの時代だからこそ、自分に答えを求めることが大切になってきているのではないでしょうか。
あなたが自分の内に求めていた「答え」を導き出すことを願っています。
ここまで読んでくれてありがとう。
心からあなたに感謝します。
コメント