人は褒められるよりも祝福されるのが嬉しい

人生マインド

褒められても素直に喜べない時ってありませんか?

これは褒められた内容が自分の心の奥で受け入れられない時に起こります。

「褒められてはいるが何か裏があるんじゃないか」

「褒められるほどそんなに凄いとは思わないな」

と心の奥で無意識に思っているのです。

「祝福」と比べたら、「褒められる」のはそんなに嬉しくはないのです。

「自分らしく生きていたい全ての人」にとって「祝福」が一番嬉しいのです。

なので誉め言葉に「祝福」の感情が入っていると嬉しいです。

祝福:ゆくさきのしあわせを祈り祝うこと

あなたは人にこれからの将来の幸せを祈られたり、祝われたりされたらどう感じますか?

そうなったら誰でも素直に喜ぶことが出来ます。

「祝福」の感情が込められた言葉は、人の内側から輝きを放ちます。

それは「祝福」した人もされた人も関係なく内から輝くのです。

「褒められる」のは素直に喜べなくても「祝福」は誰でも喜びます。

「祝福」の感情が込められている言葉こそ、人付き合いの言葉として最高の言葉なのです。

「褒められるのも嬉しいよ?」

と思う方も居るでしょう。

確かに褒められて喜ぶ人も大勢居ます。

しかし、全ての褒め言葉を素直に喜べる人は存在しません。

「褒め言葉」と「祝福の言葉」は似て非なる物です。

その違いを説明していきます。

早速見ていきましょう!

褒め言葉と祝福の言葉について

「驚き」と「感謝」の違い

「祝福の言葉」は「感謝」の気持ちの上に成り立っています。

相手を幸せな気分にすると「祝福」の感情が相手に芽生えます。

考えてみて下さい。

結婚して友達がめちゃくちゃ幸せそうにしていたら、あなたまで幸せな気分になりませんか?

「なんでアイツだけ」

とひがむ気持ちがあなたに少しでもあるならば、その結婚した友達は「本当の幸せ」を感じていません。

ひがむ気持ちも無くなるほどに幸せが伝わるのが「本当の幸せ」です。

そんな気持ちになったら自然と「おめでとう」という言葉が出て来ます。

つまり、あなたは自分を幸せな気分にしてくれる人には「祝福」の言葉を捧げたいと思っているのです。

心からの「おめでとう」という言葉には「幸せな気分にしてくれてありがとう」という意味も込められているのです。

その言葉を貰うと「相手も幸せになってもらったな」と感じ、その空間が幸せで包まれるのです。

空間を「幸せ」で満たせるのは「感謝」の上に立つ感情だけです。

感謝の上に立つ感情は「祝福」の他に「愛」や「友情」があります。

「感謝」の上に成り立つ「祝福の言葉」とは反対に、「褒め言葉」は「驚き」の気持ちの上に成り立ちます。

「驚き」を伝えることで相手を褒めるのです。

自分でも「驚いている」時は嬉しいと感じます。

でも褒められた側にとっては「当たり前」として捉えられることもあります。

その時には、自分自身に「驚き」が無いのです。

そうなればあまり嬉しいと感じないのが普通です。

相手の誉め言葉は自分次第

「誉め言葉」と「祝福の言葉」について、ここでは「架空の独身女性」の言葉を題材にして説明したいと思います。

「まだ付き合って1ヶ月しか経っていないのにもう結婚するんだ、凄いね」

この「誉め言葉」を聞いてあなたはどう感じましたか?

題材にした上記の女性の言葉には「凄いね」という「誉め言葉」が入っています。

ある人は素直に「ありがとう」と思うでしょう。

また、ある人は「まだ1か月しか経っていない」という言葉に敏感に反応して素直に喜べないでしょう。

相手がどういう意味を込めて言ったのか気になる人は後者になります。

素直な前者は「相手の気持ち」に関係なく言葉だけを鵜呑みにして喜びます。

この場合、素直に喜べるか喜べないかの違いは「結婚」を自分自身がどう感じているかの違いだけです。

「付き合って間もないのに結婚する気持ちになれたのは運命だ」と感じている人も居るし、「付き合って間もないのに結婚するなんてはしたない」と感じている人も居るでしょう。

「結婚」というテーマについて自分自身の感じ方によって言葉から受ける印象は全く違うのです。

では、上記の女性はどんな感情を込めて言ったのか?

結論から申し上げますと、上記の言葉に女性がどういう感情を込めているかはさほど問題ではありません。

なぜなら、あなたが「結婚」したことについて「本当の幸せ」を感じているなら、「褒め言葉」を嬉しいと感じ、相手もあなたの感情に引き寄せされて本心から「おめでとう」と言えるからです。

つまりあなたがどう受け取るか、そして相手がどういう感情を込めて言うかはあなたの幸せ度によるのです。

祝福の言葉は幸せを感じないと言いづらい

「独身の女性なら結婚で先を越されたことについて何かしら妬み嫉みを感じながら上記の言葉を話している可能性もあるんじゃないかな?」

そう思われる方も居るでしょう。

もし、結婚した本人が独身の相手を下に見ているならばそうなるかもしれません。

相手を下に見ると心に曇りがかかり、相手にも無意識にそれが伝わり心からの「祝福」が貰えないのです。

しかし、あなたが一点の曇りもなく「結婚」に誇りを持ち、相手への「幸せを願う気持ち」があれば、あなたの「幸せの輝き」が内側から放たれ、相手も同じ気持ちにさせることが出来るのです。

その場合間違いなく心からの「おめでとう」が聞けるはずです。

相手が「妬み嫉み」という感情を込めて上記を話しているならば、あなたも心の奥底で「結婚」に対してネガティブな気持ちを持っているのです。

そのあなたの気持ちが相手にも伝染しているのです。

あなたが本当に幸せを感じているならば、相手はこうなります。

「なんか凄く幸せそう・・・自分的には付き合ってまだ早いなと思ったけど、こんなに幸せそうだし、これで良いのかも・・・なんだか私まで幸せになってきちゃった・・・本当におめでとう!」

このように、あなたの内側から放たれる「幸せの輝き」は伝染するのです。

そうなった場合に初めて祝福の感情が「おめでとう」という言葉に込められます。

「誉め言葉」とは違って「祝福の言葉」は感情がこもってないと相手に伝わりません。

「誉め言葉」は「感情」とは裏腹にいくらでも言えますが、「祝福」は「感情」がこもらないと言いたくないのです。

心からの「おめでとう」を貰えるのはあなた次第になります。

相手から本心で「おめでとう」を貰えない場合はあなたの「幸せ不足」です。

「祝福の言葉」が貰えるのはあなたが本当に幸せを感じている時だけなのです。

「なんだかこの人不幸そうだな」と思わせたら相手に「祝福」の感情は湧いてこないのです。

そして「祝福」は求めるモノではありません。

与えた後に頂くものになります。

あなたの「幸せの輝き」で相手も幸せにした時に初めて頂けるモノです。

つまり、幸せを提供することでしか頂けない貴重なモノなのです。

心からの「おめでとう」を頂くには、まず相手を幸せな気持ちにしなければいけません。

相手を幸せにするためには自分自身が「本当の幸せ」を感じていないといけないのです。

そしてあなたがもし「本当の幸せ」を感じることが出来たならば、絶対に周りから「祝福」されます。

どんな嫌いな相手からもです。

それが「幸せの輝き」の底力なのです。

では輝きを得るほどの幸せ、つまり「本当の幸せ」とはどこに存在するのでしょうか?

次にそれをお伝えします。

本当の幸せは「今」にしか存在しない

結論から申し上げますと、「本当の幸せ」は過去や未来には存在してなく、「今」に存在しています。

「将来幸せにならないかなぁ」

「あの頃は幸せだったなぁ」

と考える人はまだ「本当の幸せ」を感じていません。

「本当の幸せ」とは、見つけたり、つかみ取ったり、作ったりするモノではありません。

感じるモノになります。

つまりあなたの感覚的なセンサーが「本当の幸せ」の正体なのです。

「本当の幸せ」を感じることが出来たならば、「幸せ」がそこら中に転がっている感覚になります。

理論的に言えば、何が起きようが「幸せ」なのです。

そして「幸せ度」の最高値を叩き出した感覚を「ワンネス」と言います。

「ワンネス」については実体験があるので詳しくは下記の記事をご参照下さい。

私にとって「ワンネス」は一時的なモノでしたが、とても素晴らしい経験でした。

こんなにも素晴らしい感情が芽生えたのに不思議とまたそうなりたいと思いません。

「今」が一番幸せだからです。

私は最近あまり人付き合いはしませんが、過去で出会った友達との友情を片時も忘れたことはありません。

みんな繋がっている様な感覚です。

付き合いをしなくなった友達からすれば私は忘れ去られた存在かもしれませんが、私にとって友達はかけがえのない存在です。

私には守るべき人が居ます。

その存在も忘れたことはありません。

このブログを見てくれているあなたとも繋がりを感じています。

「ワンネス」の様に全てと繋がっているわけではないが、色々な人々と繋がっている感覚があるので「ワンネス」を感じても依存しないのでしょう。

人を思いやる心さえあればいつでもまた再会できます。

そしてそれを胸にこれからも人生を楽しく生きて行きたいと思います。

「これ何の宣言?」

と思う方も居るでしょうが、あえてネットという大海原で宣言することで自分自身に暗示をかけていると言えば伝わるでしょうか?

私はこれからも死ぬまで人生を味わい尽くしたいと思います。

ここまで読んでくれてありがとう

からあなたに感謝します

コメント

  1. […] […]

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