今回はつまらないサラリーマン人生をマインドを入れ替えることによって仕事を楽しくする方法についてお伝えします。
- 「雇われサラリーマンの人生はつまらない。」
- 「出世する見込みがない。」
- 「出世しても給料制で稼げる給料はある程度決まっている。」
- 「時間に追われるのが嫌だ。」
- 「忙しすぎてプライベートの時間がない。」
そんな人はマインドを入れ替えることによって根本的なビジネスの面白さが分かれば劇的に人生が楽しくなります。
人生の大半=ビジネスという公式を自覚することから始まる
お金を稼がないと生きていけない。
そうゆう人にとって人生の大半はビジネスです。
この公式から逃れられません。
それをまず自覚して下さい。
宝くじには当たりません。
もし当たっても人生の選択の幅が広がるだけで、お金だけでは本当の幸せはつかめません。
それも自覚して下さい。
ビジネスを面白いと思わない人は人生の大半はつまらないものとなります。
ビジネスがつまらないと人生がつまらなくなるのは当たり前のことなのです。
「仕事は嫌いだけど、プライベートは充実しているから人生楽しいよ。」
そういう人にももっと人生を楽しく過ごして貰うために、仕事にやりがいを感じて下さい。
お金を稼ぐことが出来る仕事は、どの仕事でもやりがいを感じることが出来ます。
人生を心から楽しく生きるためにはビジネスに情熱を注ぐ必要があります。
この方法以外に人生を心から楽しくする方法はありません。
「そんなことは分かってるけど、こっちには解決するのが難しい問題があるんだよ。」
そう思う方も居るかと思います。
その問題って何ですか?
- 人間関係がクソつまんない。
- 愚痴や不平不満が多くて志が低い人が多い。
- 給料が安くて生活が大変。
- ノルマが多くていつも追われている。
- 忙しくて他のことに時間を使えない。
- 仕事自体が嫌い。
- そもそもやる気がない。
つまらない理由なんていくらでもありますよね?
これらを一つ一つ解決していったらキリがありません。
しかし、これらの問題はビジネスにおいての「根本的なマインド」を心に刻めば解決します。
「根本的なマインド」は何処でも通用するビジネスマインドになるため、たとえ転職したとしても就職先でも必ず役に立ちます。
根本的なマインドに入れ替える
全ての問題を解決する根本的なマインドとは一体何でしょうか?
それは「人の役に立つ」という大きな枠組みの中に4つあります。
働く理由を「人の役に立つこと」に替える
働く理由に「お金を稼ぐため」ということを第一に考えて居る人は多いです。
下記に「働く理由」についてのアンケート結果を記します。
確かにお金が無いと生きて行けませんし、お金である程度の幸せは買えます。
しかし、お金を稼ぐことはビジネスの根本原理ではありません。
ビジネスの根本原理は価値を作り出し提供することにあります。
お金が存在しない世の中、物々交換の時代を想像してみて下さい。
その時代にも様々な役割(職業)がありました。
- 魚を捕る人
- 狩りに行く人
- 農作物を育てる人
- 道具や土器を作る人
物々交換の本質は価値ある物を作り出し、それに見合った物と交換することにあります。
現在は交換する品をお金としているだけです。
価値あるものとは「人の役に立つこと」と言い換えられます。
つまり「人の役に立つこと」が最初なのです。
人の役に立つからこそお金を貰うことが出来るのです。
誰の役にも立たなければお金が貰えないのが本質です。
あなた自身は誰の役に立っていますか?
「人の役に立ちたい」と考えることが最も根本的な働く理由としなければならないです。
「人の役に立ちたい。」
そう思うことで初めてお金を稼ぐ面白さが分かります。
私はお金を欲することを否定していません。
むしろ肯定しています。
しかし、「人の役に立つ」➡「お金を稼ぐ」という順番を大切に守らなければお金に振り回されます。
「お金を稼ぐ」ということを第一の理由としてしまったら、上司に好かれて出世することを一番に望んでしまいます。
短期的に見ればその方が出世が速い場合もありますが、そこで実力が伴わない出世をしてしまった場合、上に行けば行くほど会社に悪影響を及ぼします。
それに「お金を稼ぐ」ことを第一としてしまったら、ある程度稼いだ時点で自分の成長が止まります。
仕事の本質は出世してお金を多く稼ぐことではなく、「人の役に立つ」と考え、会社や社会を良くしようと思う心なのです。
この順番を守っていれば、少しのお金であったとしても稼ぐことに喜びを感じるようになります。
生物学から人の役に立つ意義を知る
あなたのビジネスの価値とはどれだけ多くの人に役に立つかということで決まります。
多くの人の役に立ち、人から感謝されるビジネスを行うことは、あなたの人生も豊かにします。
生物学とビジネスでは一見関係なさそうに見えますが、これを知っているとビジネスにおける人の役に立つ意義を理解出来ます。
人間は大古の昔から群れで行動してきました。
一人ではなく同じ種同士みんなで支え合って生きて行くことに喜びを感じるセンサーがあります。
その「喜びセンサー」が無かったら、人は絶滅していたでしょう。
つまり、その「喜びセンサー」がDNAに刻み込まれているので、これを活用して生きて行くのが最も自然的な人の生き方なのです。
人同士支えあうことは、個人に置き換えると誰かの役に立つことと言い換えられます。
あなたは「誰かの役に立ちたい」と心の奥底では思っているのです。
これは「認められたい」とか「感謝されたい」という気持ちよりももっと深い部分です。
たとえ見返りが無くても誰かの役に立ちたいと人は思っているのです。
「いやいや、そんなのきれいごとだよ。」
と考えている人は自分の心の声が聴こえていません。
邪念や常識を取り払って素直に考えれば、「人の役に立つ行為」は気持ちいいのです。
では、人の役に立つ行為は生物学的にどのような価値があるでしょうか?
そもそも私たちはなぜ産まれて来たのでしょうか?
生物学から人の役に立つ意義を知るにはその問に答えられなければいけません。
生物学の視点でそれにお答えします。
先ず最初に挙げられるのは「個体の存続」です。
私たちは生きるために産まれました。
産まれたら先ず生きなければ何にもなりません。
なのでどの生物にも生存欲求があります。
もう少し視野を広げて見れば自分の「子孫の存続」が産まれた理由です。
どの生物も自分の子孫を残したい生物学的な欲求があります。
「個体の存続」はこの「子孫の存続」に繋がります。
さらに視野を広げて種全体で見れば「種の存続」が産まれた理由になります。
「個体の存続」や「子孫の存続」は全て「種の存続」に繋がります。
それでは全生物の共通する存在意義とは何か?
地球規模で見た場合は「地球生命の存続」が産まれた理由です。
虫と共存する植物や、動物の死骸が植物の栄養分に変わることを見れば明らかです。
しかし、地球生命の中で人類は少し特別な存在になります。
それは「地球生命を滅ぼす力を持っている」ということです。
これは他の生命は持ち合わせていません。
核爆弾や環境問題がそれに当たります。
その逆もしかりです。
人類は地球生命を守る力も巨大です。
絶滅危惧種保護や持続可能な開発、動植物を育てる力がそれに当たります。
人間以外の地球生命はただ生きるだけで地球生命の存続に貢献していますが、私たち人間は「考え方」によってそれに貢献するかしないかが決まります。
生物学的により価値が高い順に並べました。
地球生命の存続➡種の存続➡子孫の存続➡個体の存続
これらの価値はビジネスにも置き換えることが出来ます。
生物学的に価値が高ければ高いほど、ビジネスにおける価値も高くなります。
個体の存続、つまり自分が生きるためだけにビジネスをしている人は価値が低くなります。
子孫の存続、家庭のためだけにビジネスをしている人も価値は2番目に低いです。
種の存続、より多くの人のためにするビジネスは価値が高いです。
地球生命の存続、地球環境に優しいビジネスが現代のビジネスにおける最も価値が高いものになります。
ビジネスで喜びを感じたいなら少なくとも、より多くの人のためにビジネスをすることが大切なのです。
特定の人のためよりも出来るだけ多くの人のためにビジネスを行うことが出来たならば、お金を稼ぐ力もそれだけ大きくなります。
つまり、生物学的価値観から見ても私たちは人の役に立つためにビジネスをした方が良いのです。
経営者の視点から仕事のやりがいを知る
サラリーマン人生を手っ取り早く楽しくする解決方法とはズバリ「サラリーマン視点からマネージャー視点へ切り替える」ということ。
これ切り替えることが出来れば視野が広がり、ビジネスの本当の楽しさが分かります。
簡単に言うと「経営者の視点で全てを見る」ということです。
私はこれまでに様々な仕事を経験して来ましたが、全ての仕事にやりがいを感じることが出来ました。
それは経営者の視点で物事を見定めていたからだと分かりました。
ここで仮想的な宮大工にインタビューしましょう。
「あなたは何をしているんですか?」
宮大工A
「釘を打ってます。」
宮大工B
「他に良い仕事がないからしょうがなく宮大工をしています。」
宮大工C
この土地に大きな城が建つんですよ。その為に必要な骨組みを私たちが担当しています。
宮大工Aは自分がやっている単純な仕事しか見えていません。
宮大工Bは他の仕事にも視野を広げていますが、自分がやっている仕事を宮大工としか見ていません。
宮大工Cは自分の職業は宮大工ですが、その職業が城を建てるための全体の一部であると理解しています。
この中で経営者の視点を持っているのは宮大工Cになります。
城を建てるためには様々な職業の人が集まります。
宮大工、石工、塗装、瓦職人、設計などです。
宮大工はその中の一つの職業でしかありません。
おそらく宮大工Cは棟梁(経営者)の可能性があります。
ここでは「城を建てる」っていうやりがいを感じながら仕事をすることが経営者の視点になります。
経営者の視点で自分の仕事を見ると、この仕事に何を求めているかが明確になります。
例えば、営業サラリーマンの場合はノルマを達成することが求められているのではなくて、求められている本質は誠意をもってお客さんに対応することが求められています。
本質を理解すれば仕事にもやりがいを感じることが出来ます。
たとえ上司にノルマを達成出来なくて叱られても、求められている本質を理解した行動をとり続けていればいずれ解って貰えます。
長期的に見ればそれが会社にとって一番のメリットになります。
経営者の視点で見ると「経営理念」が、ただのきれいごとを並べた言葉じゃないことが良くわかります。
あなたは会社の経営理念を知ってますか?
価値を作り出し提供する
人の役に立つことはビジネスマインドの本質です。
もしあなたが多くの人々の役に立ち、人から感謝されるビジネスマンだとしたらそれだけで人生は幸せになります。
ビジネスにおいて人の役に立つために必要なことは何か?
それは価値を作り出し提供することです。
それが無いとビジネスになりません。
価値を作り出して提供するために必要なこととは何か?
それは「考え方」と「向上心」と「表現力」の三つです。
この中で一番大切なことは「考え方」になります。
考え方は価値を提供する能力の土台になります。
考え方が悪いと、人の役に立てません。
詐欺師などがこれに当たります。
簡単に言うと「良き行い」をする考え方が重要です。
「そんなの当たり前だよ。」
と言いたくなるほど当たり前のことが真実により近くなります。
次に「向上心」です。
向上心には情熱と冷静さが必要になります。
情熱だけでやみくもに頑張っても、周りのニーズが分からなければ人の役には立てません。
冷静に分析して周りのニーズが分かってても、やる気が無ければ何も生まれません。
ただし、この2つの内どれか一つでも芯として持っていたならば、残りの1つは後から付いて着ます。
例えば、最初はやみくもに頑張って情熱だけで仕事していても、失敗を繰り返すことによって次第に冷静に分析する力が身に付くというものです。
常に向上心を持って行動すれば技術や知識がおのずと身に付きます。
向上心とは言わば学ぶ力なのです。
これが無いとビジネスで成功することは不可能です。
最後は「表現力」です。
表現力は価値を提供する力になります。
これは大きく分けると「右脳的な表現」と「左脳的な表現」の2種類あります。
右脳的な表現は、クリエイティブな発想力や個性的な感性などがそれに当たります。
左脳的な表現は、言葉や数字を使ったコミュニケーション全般です。
この二つを連携させながら表現力を磨くことで価値を提供する能力が付いてきます。
根本的な4つのマインドを心で理解する
上記で説明した4つがビジネスを面白くする「根本的なマインド」になります。
ここで非常に大切なことはこれら4つの「根本的なマインド」を常に意識して潜在意識に刷り込むことです。
頭で理解しただけでは、マインドを入れ替えたとは言えません。
頭ではなく心で理解して初めてビジネスが面白くなるのです。
心で理解するためにも、この記事を何度も読み返すのをおすすめします。
そうすることでビジネスにおける「根本的なマインド」を心に染み渡らせることが出来ます。
あなたがマインドを入れ替えることによって、ビジネスを心から面白いと思って貰えれば幸いです。
ここまで読んでくれてありがとう。
心からあなたに感謝します。
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