こんにちは。
真人生探求家のゆうきです。
今回のテーマは「病からのメッセージを受け取る術(すべ)」についてです。
私は統合失調症という精神病を患っていますが、病というと色々あります。
余命を宣告されるほどの病。
原因不明の病。
目に見える病。
目に見えない病。
病に侵された人は皆最初は病に対して「人生の転落」とか「立ちはだかる壁」とか「訪れた不幸」だとか解釈します。
でもだんだんとそれを受け止め、受け入れて行く姿勢を持とうとします。
遠い昔から今までの間に、病を克服して人生を切り拓いた人は一体どの様な道筋を辿ったのか。
今回はそんな先人達や今を生きる人達の「ある共通点」についてのお話です。
その共通点とは正しく「自分の中にある病というポジションを変えた」ということです。
これは全ての病において言える普遍的な真理です。
どういうことかと言いますと、病という認識を「浅いモノ」から「深いモノ」へ変換するということです。
表面上だけで見ると病は不要なモノとして捉えられます。
しかし、心の奥底で見ると病は心を育むために必要なモノと捉えられる様になるのです。
ここで重要なのは「正しいかどうか」ではなく、「信じるかどうか」です。
「正しいかどうか」なんてモノはこの世に存在しません。
人間が論理的に物事を考えるために必要なツールとして「正しいかどうか」という判断があるに過ぎません。
大きな自然の枠組みの中では正しいも何もないのです。
しかし、「信じるかどうか」ということには個人の自由が内在しています。
何を信じてもいい。
そう言うと過激派の宗教団体をイメージしてしまう人も居ますが、それも含めて自由なのです。
「正しいかどうか」ということは意識を縮める働きをしますが、「信じるかどうか」ということは意識を広げる働きをします。
もちろん私達は人間社会を生きてますので「正しいかどうか」一考するのも大切です。
でも、もっと深いところに「信じるかどうか」ということがあるのです。
何が言いたいかと言いますと「病に対して何を信じているか」ということがとても大切なのです。
病を「不要なモノ」と信じるのか「必要なモノ」と信じるのかは自由です。
「不要なモノ」と強く信じて断固として治す姿勢を持つことで実際に治した人も居ることでしょう。
しかし、その人は「強く信じることの大切さ」を病によって学んだでしょう。
本人が意識しようが無意識だろうが、病とは人生に「必要なモノ」なのです。
もっと言うと、病を「必要なモノだった」と思える様に仕向けることが人生において必要なのです。
それが「病のポジションを変える」ということです。
人は病によって苦しむと、時にスピリチュアルに目覚めます。
ここで言うスピリチュアルとは商業的な情報を鵜吞みにすることではなく、本当の意味でのスピリチュアルです。
天才科学者のアインシュタインは言いました。
「科学なき宗教は盲目であり、宗教なき科学は不具である。」
アインシュタインは特定の宗教については否定的でしたが、宇宙を司っているエネルギー的な大いなる存在に対しての神を信じていました。
本当の意味でのスピリチュアルとはこの世をお創りになった大いなる力が確かに存在すると確信することだと私は考えてます。
前置きが長くなりましたので、本題は簡潔にお伝えします。
病からスピリチュアルメッセージを受け取る術
スピリチュアルメッセージとは「深い氣づき」のことです。
思考だけではなく、心の底で感じる様な氣づきです。
それを病から見出す術はたった一つ。
病を「本当の自分を知る手助け」だと信じることです。
そう考えるのは誰でも出来ますが、そう信じるのは容易いことではありません。
信じるには体感が必要です。
病について考えるだけではなく、捉え、感じるのです。
考え、捉え、感じることで病からのメッセージを受け取る準備が整います。
「この病はわたしに何をもたらそうとしているのか?」
という問いを投げかけてみて下さい。
それを考え、捉え、感じてみて下さい。
そして「本当の自分とは?」
という問いを投げかけてみて下さい。
それを考え、捉え、感じてみて下さい。
私の場合、次の様な答えを導き出しました。
「本当は病を治したいのではなく、人生を楽しみたいだけ。」
つまり、私の場合「人生を楽しむこと」が最たる望みであり、それを源(みなもと)として据え置くことで「病のポジションを変えた」のです。
「人生を最も楽しむために病を活かす」という考えが生まれました。
「病を殺す」のではなく「病を活かす」のです。
心の底から人生を楽しめるなら病を治す必要さえないと思えるまでになりました。
病を「短い目」で見つめるのではなく「長い目」で見据えた瞬間でした。
遠い昔から今も変わらず人を苦しめて来た病。
そして、遠い昔から今も変わらず人の人生を切り拓いて来た病。
そのどちらを信じるのかは全くもってあなたの自由なのです。
この記事を読んで後者を信じ、人生を切り拓いて行くために少しでもあなたの参考になれれば幸いです。
ここまで読んでくれてありがとう。
心より感謝します。
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