こんにちは。
真人生探求家のゆうきです。
今回のテーマは「自信」についてです。
自信は持ち方によっては人生にとってマイナスとなる可能性を秘めている非常にバランスが大切な感覚になります。
自信過剰になると、他者に対して威圧的になり慢心から身を滅ぼすこともあります。
過剰になっても少なすぎてもダメな自信。
そんな繊細な自信について一緒に学んで行きましょう。
バランスの良い自信とは
バランスの良い自信の持ち方を知るためには大和言葉として自信を認識する必要があります。
自信は「自らを信ずる」と書きます。
この言葉には自信過剰も当てはまります。
自信という二文字だけではバランスの良い自信とそうでない自信を分けることは出来ません。
私達が本当に持ちたい感覚はタイトルにもある通り「自らを安らかに頼り固く信ずることを知る」ということです。
言葉が長いですがこの言葉は潜在意識に浸透させるために一語一語とても大切な言葉ですので省いてはいけません。
「安らかに」という言葉はとても私達の感覚を優しく包み込んでくれます。
自らを脅かす存在に対して攻撃的になるのではなく、「安らかに」いなすことが大切です。
自信過剰とは本当は自信が無いという心の奥底の感覚に目を背け、表面上だけで自分を納得させる感覚だと私は考えています。
つまり本当に自信を持っている訳ではないのです。
本当の自信とは「自らを安らかに頼り固く信ずることを知る」ということなのです。
「頼り」という言葉もとても大切です。
自らを頼ることと信ずることは似て非なるモノです。
頼るということは信ずることよりも少し現実世界に近い言葉です。
より心の奥深くにある感覚が「信ずる」という感覚でそれを根に表面上に浮かび上がった感覚が「頼る」という感覚なのです。
この二つの言葉があることで内から外へという精神世界の仕組みを上手く活用することが出来るのです。
「固く」という言葉を一文字ずつ紐解いていくと、
か:幽玄、奥深さ、疑問
た:高く現れ多く広がる
く:結合
となり、まとめると「奥ゆかしいモノが広がり結合する」という意味になります。
「固く」という言葉は内から外へ向けた方向性を表しています。
「固く信ずる」とは潜在意識から顕在意識へもたらす念ということです。
「信ずる」という言葉も大切です。
「信じる」ではなく「信ずる」という言葉をあえて使うのは「信ずる」という言葉の方がより古い言葉で重みがあるからです。
これは日本人なら誰でも感じることば出来る感覚です。
「信じる」と「信ずる」。
どちらが心に固く刻まれるような感覚がありますか?
それは言わなくてもわかるでしょう。
「こと」という言葉は見えない世界を表すのにとても適しています。
つかみどころのないモノを「懲り固めて留まらせる」という感覚を持つことが出来ます。
「こと」という言葉によって「自らを安らかに頼り信ずる」という感覚を具現化することが出来るのです。
そしてそれを「知る」という感覚がとても大切です。
「知る」という感覚はとても深みの幅が広い言葉です。
浅い感覚、深い感覚、どちらの感覚も「知る」という二言に含まれています。
「理解する」という言葉と違って「知る」という言葉はとても幅広い感覚的な言葉です。
「知る」という言葉の大きな枠組みの中に「理解する」という言葉があるのです。
論理的な仕組みに対しては「理解する」という言葉が適しています。
しかし、感覚的に全ての仕組みを理解するという感覚は「知る」という言葉で表すのです。
分かり易く言うと、顕在意識だけで認知するのが「理解」という言葉で、顕在意識と潜在意識の両方で認知するのが「知る」という言葉なのです。
つまり「自らを安らかに頼り固く信ずることを知る」という言葉には、潜在意識から来るバランスの良い自信という感覚を確かなるモノにし、それを顕在意識で認知することが出来るのです。
このブログでは言葉よりも感覚を大切にしろとお伝えして来ましたが、それはあくまでも「論理的な言葉での理解を避けよ」という意味であって、大和言葉の様な感覚的な言葉は必要あればどんどん使って行って欲しいと思っています。
言葉ありきで感覚が留まることもあるのです。
自信は心に留まらせたいと誰もが想っているでしょう。
ならば大和言葉による感覚的な言葉によって顕在意識でも常に感じられる様に仕向ける必要があるのです。
潜在意識下では誰でも「根拠の無い自信」を持っていると私は考えているのですが、一般的に自信が無い人というのはそれが顕在意識として認知していないということなのです。
だからこそ「自らを安らかに頼り安らかに信ずることを知る」という言葉から繰り出される感覚を頼りに的を絞りその感覚に氣づき留まらせるように仕向けるという日頃からの意識が大切なのです。
自信が無い人、もしくは自信過剰で自分を無理に納得させている人は是非この言葉を以て感覚を磨いてみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでくれてありがとう。
心よりあなたに感謝します。
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