統合失調症におけるフラッシュバックの対処法~過去の記憶~

統失について

こんにちは。

真人生探求家のゆうきです。

今回のテーマは「統合失調症のフラッシュバック」についてです。

統合失調症を患うと、陽性症状が出た時の過去の記憶からフラッシュバックを起こし、それがあなたを再度不思議な世界へいざなおうとする現象が起こります。

これは半ば強制的に起こるので現象自体を止めるのは本当に難しいことだと私は考えています。

調子が良くなったのにまた症状が出たと思った方のほとんどがこのフラッシュバックによる症状だと思われます。

過去の記憶、それは「何人にも犯されない聖域」と言った哲学者も居ますが、統合失調症の方にとってはその記憶を拭いきれないことが長期的な悩みの原因にもなります。

なぜこのテーマを扱おうと思ったかと言いますと、実は最近になって私自身にフラッシュバックが起こっているからです。

しかし、以前のフラッシュバックに比べてほとんど動じなくなっているという現状があります。

その違いは何なのか考察しましたので皆さんにシェアしたいと思います。

それでは早速見て行きましょう。

統合失調症におけるフラッシュバックの対処法

先ほども前述しましたが、過去の記憶は聖域です。

とても神聖なモノになります。

過去の記憶を消し去りたいと思う方も居ると思いますが、それをするとあなたがあなたである意味が消えてしまいます。

過去に起こった事実は変えられません。

しかし、過去に起こった事実の受け取り方を変えることは出来ます。

統合失調症の陽性症状が出た時に起こった不思議な出来事はあなたにとっては事実です。

しかし、その受け取り方を変えることでいざフラッシュバックが起こっても動じない心を持つことが出来ます。

それがフラッシュバックの対処法なのです。

では、陽性症状で起こる不思議な出来事に対してどの様に受け止めれば良いのでしょうか。

それは信じるモノを変えるという方法です。

「自分の思考が他人に伝わってしまう」とか「周りの笑い声が自分をバカにしている」とか信じてしまう人はそれを消し去ろうとするのではなく、その信念のもっと奥にあるところである一つの信念を持って欲しいのです。

それが、「全ての起こる現象はあなたを育むために起こる」ということです。

宇宙から見れば豆粒ほどの大きさしかないたった一人の人間が、クヨクヨ悩んでいるのは非常にくだらないことです。

でも、実際に悩みがある人間にとって宇宙から自分を俯瞰して見ることを意識するのはとても難しいです。

宇宙視点で自分を見れば悩みなんてくだらないと思えるのに、それが出来ないのが人間という生き物です。

何故なら、悩みというのは自分の内にこもる現象が起きます。

そして力が抜ける現象も起きます。

その自然な流れを無視して、宇宙視点で自分を見るのは理にかなっていません。

では一体どうすればいいのか。

それが、「内面の宇宙」を見るという方法です。

あなたの内面には宇宙に通じる何かが備わっています。

なので、フラッシュバックが起きた時に外の世界を見るのではなく、内面の世界を見て脱力するのです。

それを「内観」と言います。

自然に「内観」が出来る方法として、「全ての起こる現象はあなたを育むために起こる」 ということを心の底から真剣に信じ切るのです。

常日頃からそれを意識すると、あなたの信念にどんどん深くソレが刻まれて行きます。

実際に私はソレを信じているお蔭でフラッシュバックに上手く対応することが出来ています。

どうしてもソレを心の底から信じられない人は、瞑想を上手く活用して欲しいです。

瞑想を習慣にすると、瞑想自体の上達を実感することが出来ます。

深い精神状態に入った時に、 「全ての起こる現象はあなたを育むために起こる」 ということを言葉ではなく、イメージとしてソレを捉えながら心に少しづつ刻んで行くのです。

最終的にはソレを潜在意識に委ねる必要がありますが、意識的に強く信じることでもその効果を十分に発揮します。

この信念はあなたを守る「盾」の役割をします。

そしてフラッシュバックに対処する方法でもう一つ重要なのが「ライフスキル脳」です。

ライフスキル脳とはスポーツドクターの辻秀一氏が作り上げた造語で、言わば「氣付きと俯瞰の力」です。

フラッシュバックが起きた時に「あぁ、今、症状が出てるな」と氣付くことで自然に自分を俯瞰して見ることが出来ます。

この方法はとてもシンプルですが効果は非常に強力です。

この「氣付きと俯瞰の力」は日頃から鍛えることでどんどん上達することが出来ます。

ポイントは今の事実を認識し、そこに判断を加えないことです。

「この症状嫌だなぁ」と思うのではなく、「この症状を嫌だと思っている自分が居るな」と氣付くのです。

あくまで客観的に自分に起こった事実を認識するのです。

そうすると、思考と感情が自分から切り離されて、その波に溺れるのを防ぐ効果があります。

なのでフラッシュバックが起きた時には「ライフスキル脳」を活用しましょう。

これがあなたにとって「矛」の役割を果たします。

まずは「矛」で対応して、それでも症状にのめり込みそうだったら「盾」で対処するという流れです。

この「盾と矛」を上手に扱うことでフラッシュバックが起きた時に「動じない心」を実感することでしょう。

最後に・・・

私自身、現在はこの二つを持ってフラッシュバックに対応しています。

そして更に上のステージからフラッシュバックに対処する方法を模索中です。

あくまでも仮説ですが、フラッシュバックを自分の「強み」へと変換する方法があると私は考えています。

もちろん目的はフラッシュバックを消すためです。

半ば強制的に出て来るフラッシュバックに対応するには、フラッシュバックに対する恐怖心を完全に捨て去り、フラッシュバックは自分の強みになるというメリットを実感することで逆説的にフラッシュバックを完全に消し去る、もしくは、消さなくても大丈夫という方法があると思います。

精神世界とは「何でもアリな思い込みゲーム」です。

思い込みの力を上達させることが出来たら上記の方法は見つかると信じています。

統合失調症の正体は単なる思い込み現象です。

ぶっ飛んだ不思議な世界を信じるのか否か、または、どんな世界感でも通じる何かを信じるのかというとてもシンプルな対処法があります。

このブログを読んでくれている人は私が毎回同じ答えを出すので「正直飽きた」と感じる人も居ると思います。

しかし、表面的なテクニック論ならまだしも、普遍的で根本的な答えというのはそんなに数多く存在しないと私は考えています。

だからこそ、様々な角度から同じ答えへと読者をいざなうことでその答えを心に深く刻み込んで欲しいのです。

この記事が現在フラッシュバックに悩まされている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

ここまで読んでくれてありがとう

からあなたに感謝します

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