統合失調症を寛解した。
今は全くと言っていいほど症状が出ない。
コンビニに行っても誰にも笑われない。
スーパーの人混みだろうが自分の思考は誰にも伝わらない。
ガソリンスタンドに行っても店員は私を軽蔑しない。
マクドナルドの店員の笑顔に恐怖でなく喜びを感じる。
家に居ても誰にも監視されていない。
プライベート空間がある喜び。
日々の生活が病にかかる以前の生活に戻った。
しかしなぜだろう。
普通の生活がとてもありがたい。
人に恐怖を感じないって、これほどありがたいことだったんだ。
人類皆兄弟。
一期一会。
いちゃりばちょーでー(沖縄の方言)。
それらの言葉に嫌悪感を感じなくなった。
むしろ喜びを感じる。
人が怖いのは自分の心の世界。
人が温かいのも自分の心の世界。
結局のところ、全ては心次第。
心を変えると世界が変わる。
そんなありふれた考え方を強く実感している今日この頃。
元々人を疑うことを知らない性格だったが、病にかかって人を疑うことしかしなかった。
それがどうだろう。
今は元の性格に戻りつつある。
人を信じるってそれが相手にも伝わる。
それが幸運を呼び起こすきっかけになるかもしれない。
統失からの贈り物。
それは「人を信じる心の大切さ」なのかもしれない。
人に裏切られた経験が多い人はそれを忘れているだけ。
結局のところ人は信じた方がいい。
それが本当の私の生き方だ。
信じよう。
人類は今日も生きている。
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