人の心の奥深くには獣が存在する。
獣は怠惰欲、快楽欲を司る。
それを本能と呼ぶと誤解が生じる。
本能と呼ぶと内に潜む獣は喜ぶ。
何故なら本能という言葉自体が、肉体に強く根付いているイメージを持つからだ。
肉体に強く根付いているとイメージすると、怠惰欲、快楽欲を操れない。
怠惰欲、快楽欲を操りたいならそいつを獣と呼ぼう。
獣は抑えきれない衝動によってのみ動く。
とてもシンプル。
獣は幸せを創れない。
ではこの内なる獣以外に居住者は居るのか。
居る。
それが内なる神だ。
つまり、あなたの内面には獣と神が存在している。
獣に手綱をつけて操る宿命を帯びたのが内なる神だ。
獣の様に生きるか。
神の様に生きるか。
究極はその二択しか存在しない。
もう一度言う。
獣は幸せを創れない。
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