こんにちは。
真人生探求家のゆうきです。
今回のテーマは「内から氣力を生む方法」についてです。
氣力とは「物事をなしとげようとする精神の力」のことです。
何か物事をなしとげるには氣の力が必要不可欠です。
日本には氣という漢字を用いた言葉の表現が非常に多く存在します。
現在は「氣」は「気」という漢字に置き換わりましたが、「氣」という漢字を用いた方がより心の状態に良い影響を及ぼすと考えられるのでここでは「氣」を使います。
人間には生物学的なバイオリズムの影響から氣力に満ちている時とそうでない時というのが誰にでもあります。
氣力に満ちている時は人生は上向きになり、氣力が無い時には人生は停滞しているかの様に感じます。
氣の力は科学的にはまだ証明されていませんが、言葉を大切に扱って来た日本人が氣を用いた言葉を非常に多く使って来たのは事実です。
昔の人は見えないエネルギーを氣と表現しました。
比較的新しい言葉である「電氣」や「磁氣」などはその名残りかもしれません。
なぜ科学も発展していないのにも関わらず、見えないエネルギー(氣)に対してこれほど多くの言葉を使って来たのかを想像すると、おそらく昔の日本人は体の感覚が研ぎ澄まされていて、本当に氣という存在を肌で感じ取っていたのだと思います。
では早速本題に入ります。
内から氣力を生む方法
内から氣力を生み出すとはどういうことか。
それは外部の出来事に振り回されることなく、自分自身の内側から安定的なやる氣を高めることです。
そんなことが本当に出来るのかと疑問に思う人も居ることでしょう。
結論から言いますと、ある程度安定した氣力を維持することは出来ます。
ある程度というのは、人間にはどうしても外部の出来事や体のバイオリズムによって氣力が無い時というのが存在するからです。
しかし、氣力が無い時にただただ受け身で待つよりも、積極的に氣力を求めた方が良い時というのが存在すると私は考えています。
では積極的に氣力を求めた方が良い時とはどんな時でしょうか。
それは自分の氣力の無さに悩んでいる時です。
「悩む」という言葉は、身体の力が抜けるという意味の「萎(な)ゆ」から派生したと言われています。
悩みがあることで身体に力が入らないのです。
ではなぜ悩むと力が抜けるのでしょうか?
それは力を抜いた方が良いという体からのメッセージなのです。
人は力を抜くことで悩みを受け入れることが出来ます。
しかし、それは簡単ではありません。
物理的に身体の力を抜くと同時に心も緩める必要があるからです。
リラックスした状態で悩みと向き合い、じわじわとそれを受け入れることが重要なのです。
悩みは受け入れる瞬間に胸がキュッと締まる感覚があります。
それは受け入れ拒否の反応なのでその胸が締まる感覚を緩めてあげるのです。
そうすることで悩みが胸からはらわたに落ち、「腑に落ちる」という現象が起こるのです。
これを日々繰り返すとどうなるでしょうか。
実際の私の体験では、悩みをはらわたに落とすことで見えないエネルギー(氣)が徐々に溜まって行くような感覚を覚えました。
それを繰り返すと不思議なことに氣力が内から湧いて来たのです。
つまり、内から氣力を生み出す方法の一つとして、「悩みをはらわたに溜め続ける」ということが挙げられます。
悩みをはらわたに溜める度に毎回それがエネルギーに変わるのではなく、悩みがある一定の量に達した時に爆発的にエネルギーに変わる感じです。
この方法を実践することで私はある程度氣力を生み出すことが出来る様になりました。
しかし、体のバイオリズムの影響はとても強いのでどうしても氣力が生まれない時があるのも事実です。
その時には流れに沿って、悩みを受け入れる習慣を身に付けましょう。
個人的には「願望実現」の一番大切な肝は氣力だと思います。
「元氣があれば何でも出来る」という猪木さんの名言は正にそれを表す言葉です。
自分が何を望んでいるかわからないという人も、その悩みを受け入れ、はらわたに溜めてみて下さい。
そうすればいつの日か「自分の望み」を見つけることが出来るかもしれません。
ここまで読んでくれてありがとう。
心からあなたに感謝します。
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