遠くで雷が鳴っている。
窓を伝う雨の雫。
その日は星や月が見えない。
大荒れの外に反して心は静寂に包まれている。
心地よい雷や雨の音を聴きながらただひたすら天井を見つめる。
そこには過去や未来は存在しない。
ただただ心地よい音がある。
なぜだろう。
大荒れの天気が心地よいなんて。
今思えば静寂な心がその全てを心地よくしていると感じる。
誰もが経験しているあの日の夜。
そんな夜には一体何の意味があるのだろうか。
答えは見つからない。
いつしかまた深い眠りに落ちる。
次の日には荒れた天気が嘘みたいに晴れている。
清々しい一日が始まる。
そんな懐かしさを感じさせるBGMがあったのでシェアします。
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