こんにちは。
真人生探求家のゆうきです。
今回のテーマは「行動の理由」についてです。
行動の理由は大きく分けて二つあります。
ポジティブな理由からの行動。
そして、ネガティブな理由からの行動です。
どちらにせよ同じ行動をすることに変わりはないのですが、私はこれまで、ネガティブな理由からの行動を否定していたと氣づきました。
「~しなければならない」という理由から行動すると、波動は低くなります。
もちろんしなければならない事は生活する上でたくさんあるので全てを「やらない」と決めるのは無理な話です。
考え方として「~しなければならない」という考え方を「~するといいよ」とポジティブに捉えることで重たい腰を軽くすることが出来ると信じていました。
しかし、それは間違っていたのです。
行動の理由を考えた時に、ネガティブな理由から行動することもとても大切だと氣づかされました。
「やりたくないけどやらねば・・・」
と重たい腰を上げてやると、波動が下がってやり遂げた後に疲労感しか残らないこともあります。
しかし、それこそが生きる力なのだと感じました。
ポジティブな理由から行動することは誰でも簡単に行えるのでそんなに氣をつける必要はありませんが、ネガティブな理由から行動することこそが一番大切なことなのだと思います。
ネガティブな理由から行動することで、感情の波に左右されずに行動することが出来る様になるのです。
この考え方はどんな状況にも当てはまる訳ではありません。
鬱状態で、何もやる氣が起きない時に無理して行動し続けると状態が悪化する可能性があります。
精神的にまいって行動出来ない人が、この考え方を持つと「行動しない自分」を否定し続けることにも繋がります。
なのでこの考え方を持つべき人は限定されています。
それはどんな人か。
結論を申し上げると、行動力を上げたいと心で感じている人です。
精神的に健康になってくると「行動したくない」から「行動力を上げたい」と思えて来るのです。
そんな人はポジティブな理由から行動するだけでは飽き足らない人だと思います。
なぜなら、人生ではポジティブな理由よりもネガティブな理由の方が圧倒的に多いからです。
ネガティブな理由から行動することで、あなたの行動力は倍以上になるのです。
もしあなたがネガティブな理由からの行動を否定すると、生きる力が無くなって行くでしょう。
ポジティブな理由からの行動にはエネルギーは要りません。
ネガティブな理由からの行動には相当のエネルギーが必要です。
エネルギーに満ち溢れた人になりたければ、それを心の底から求める必要があります。
心の底からソレを求めるには、たくさんにエネルギーを消費する必要があるのです。
つまり、ネガティブな理由から行動することで、たくさんのエネルギーを消費しながら生活すると自然にエネルギーに満ち溢れた人になれるのです。
ネガティブな理由とは具体的には、「罪悪感」や「恐れ」や「不安」です。
これらを理由に行動すると確かに波動は下がります。
でも、良く考えてみてください。
あなたが真に求めているのは波動の高さではないはずです。
精神的な幸せと現実的な幸せの両方を求めているはずなのです。
精神的な幸せは波動を上げることで得られます。
しかし、波動ばかりを氣にして現実的な幸せを求めなくなると、結局は現実があなたの精神をじわじわとむしばみ始めます。
現実に感情を左右されにくい人も居ますが、それでもやはり現実がもたらす感情の起伏は非常に強いモノがあります。
そんな現実を変える力こそ、ネガティブな理由からの行動力なのです。
ポジティブな理由からの行動は確かに波動も高く、生産性も高いです。
しかし、挫折した時に心が折れやすく非常にもろいという特徴があります。
ネガティブな理由からの行動は波動は低く、生産性もあまり高くはないです。
なので、出来るだけポジティブな理由から行動した方が人生は上手く行くと考えがちです。
ここであなたに質問します。
「これからの人生、一生ポジティブだけで生きられると本当に思っていますか?」
答えは聞かなくてもわかります。
例え「はい」と答えた人も信念レベルではしっかりと「いいえ」と答えています。
ポジティブとネガティブは表裏一体です。
どちらかが存在しなくなるということはありません。
これが宇宙の真理なのです。
ならば、ポジティブな時もネガティブな時も安定して行動出来る様にならなければいけません。
むしろ人間はその様に設計されているのです。
なのであなたは行動力が無いのではなく、眠っているだけなのです。
それを呼び起こしましょう。
ネガティブな理由から嫌々ながら行動するのではなく「知恵」を使いましょう。
人間にはそれが出来ます。
ポジティブな時は「勢い」で、ネガティブな時は「知恵」で行動するのが私のおすすめです。
ここで、私が実践している「知恵」を紹介します。
それは「やる前に準備をする」ということです。
これは心の準備もそうですが、物理的な準備もしっかり行うということです。
ネガティブな時に行動するためには「やる前に準備をする」と重たい腰がいくらか軽くなります。
この知識は誰でも当たり前に知っていますが、深いレベルでそれを理解するということが大切です。
とりあえず今は準備だけしたらOKと自分に言い聞かせるのです。
「とりあえず今は」という言葉を付け加えるのがポイントです。
本当に準備だけで終わってしまっては現実的には何の意味もなさないです。
準備だけして放って置くと、「準備はしてるからいつでも直ぐに実行できる」というポジティブな意識がずっと残ります。
そのポジティブな意識はあなたの腰を軽くするのです。
何事も最初の一歩が一番大変です。
準備をすることで最初の一歩をあたかも克服したかの様な錯覚を脳に与えるのです。
「準備」という言葉は世界でも使われている言葉です。
「準備」こそ人間に与えられた大いなる「知恵」の一つなのです。
あなたがこの記事を読んでいくらかやる氣が出たら幸いです。
ここまで読んでくれてありがとう。
心からあなたに感謝します。
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