「恐れ」は魂からのメッセージ

ポエム

「恐れ」とは、行動を抑制する最も強い陰の感情だ。

陰の感情は内に引き込む力がある。

「恐れ」はその最たるモノだ。

「恐れ」を感じると、やる氣どころの問題ではなくなる。

「逃げたい!」という氣持ちになる。

動物としてはそれが正解だ。

しかし、人間には「省みる」という力がある。

自分を深く見つめる力だ。

魂はそれを知っている。

魂とは古い言い方をすると御靈(みたま)だ。

あなたの御靈はあなたが人間であることを知っているのだ。

人間は「恐れ」から逃げない方法を自分で編み出す能力がある。

その能力が内観だ。

「恐れ」をじーっと見つめる。

そうすると、「恐れ」の向こう側にはたくさんの学びがある。

陰の感情は多くを学ばせてくれるが、

陰の感情の中で「恐れ」ほど多くを学ばせてくれる感情はない。

「恐れ」のさらに奥深くにあるモノ。

それは「生きる力」だ。

あなたの御靈はあなたがそれに氣づくかを試している。

「恐れ」の奥の「生きる力」に氣づくまで御靈は時々あなたを試す。

そうすることで、自分の本質を知ることが出来るからだ。

「何を恐れているのか」

それは

「何を求めているか」

に近い。

「恐れ」の奥で自分の本質を学ばせてもらおう。

基本的に陰の感情は学び終えると陽に転ずる。

「恐れ」から学ぶと、「生きる力」がもれなく貰える。

では「恐れ」とは何か?

「失うこと」

これが「恐れ」の大元(おおもと)だ。

あなたはが本当に失いたくないモノは何ですか?

それは物理的なモノではないはず。

「自分らしさ」

「深い繋がり」

「命」

これです。

これを失うことが怖いだけ。

「自分らしく居れて深い繋がりを持ちながら生きたい」

そう思っている。

例え信頼できる人でなくとも、深い所でしっかりと繋がっている。

それを感じれる様になれば無敵だ。

「恐れ」の奥を感じるとはそういうこと。

「生きる力」とは周りを変えて行けると自覚出来るほど強い力だ。

本当のあなたは他人を変えて行ける力がある。

表面では薄い関係でも、内心は相手を想う。

表面では嫌いな人でも、内心は相手を想う。

それが出来れば相手は変わる。

結局のところ「恐れ」は魂からあなたへの「愛のメッセージ」なのだ。

「恐れ」から学ぼう。

そうすれば、全ての人間から学ぶことが出来る。

よってあなたが纏う(まとう)氣が変わる。

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