統合失調症で刻まれたトラウマを消す方法|トラウマの正体

統失について

こんにちは。

真人生探求家のゆうきです。

今回のテーマは「トラウマ」です。

病気の症状が良くなっても、長い間付きまとって来るのが過去の経験から来る「トラウマ」です。

「症状は良くなったのに、些細なことがきっかけで急に不安になる」

「人を見ると反射的に監視されている様な感覚がまだ残っている」

「他人同士の会話が聞こえると自分のことを言っている様に思ってしまう」

など、統合失調症には特有のトラウマが存在します。

薬を飲んで症状は治まっていても、陽性症状の時に経験した衝撃的な記憶が鮮明に残っているため、中々「トラウマ」から解放されるのは難しいというのが現実です。

この「トラウマ」が無くならない限り、常に氣を張っていなければなりません。

逆に言えば「トラウマ」さえ無くなれば、あなたの日常は大きく変わります。

では「トラウマ」を消すために日頃から氣を付けることがあるとしたら、それは一体どんなことでしょうか。

この記事を読んでその方法を実践した方は、徐々に「トラウマ」が消えていくと思いますので是非とも最後までお付き合い下さい。

トラウマを消す方法

トラウマの正体

トラウマとは和訳すると「心的外傷」となります。

簡単に言えば心に傷を負うことが原因でストレスを感じるということです。

その状態のことをPTSD(心的外傷後ストレス障害)と言ったりします。

トラウマの正体は過去の記憶です。

もっと詳しく言えば、ある特定の脳の回路が太くなっている状態と言えます。

脳は使えば使うほどその回路が太くなるという現象が起きます。

計算問題を急に出されても、日常で計算をあまり使わない人は計算脳になるまでに時間がかかりますが、日常から計算をしている人は直ぐに対応出来ます。

これは日頃から計算脳を使っているとその分野の脳の回路が太くなっているからだと言えます。

脳の回路は使えば使うほど太くなっていくのです。

これをトラウマに置き換えると、衝撃的な過去を思い出す作業がまさに脳の回路を太くする作業になります。

思い出す度に脳の回路が太くなっていくので、先ほどの計算脳の様に直ぐに記憶が頭をよぎります。

トラウマを抱えている人は知らず知らずのうちに自分で「トラウマ脳」を鍛えていたのです。

「トラウマ脳」を鍛えてしまうと脳がそれを重要な記憶として認識してしまいます。

私たちにとって重要な記憶はなかなか消えない様に設計されているのです。

統合失調症のトラウマから抜け出すにはその「トラウマ脳」を鍛えるのを止めることが最初のステップです。

トラウマ脳に氣付く

トラウマを意識しないでおこうとしても、それが逆に意識を際立たせてしまうということが起こってしまいます。

では「トラウマ脳」を日々鍛えるのを止める方法はあるのでしょうか。

それはトラウマが出た時の対処法によって可能になります。

どう対処するのかというと、ただただトラウマが出たら他人事の様に氣付く感覚を養うのです。

精神的な現象にはイメージ戦略がカギになります。

柳の様にしなやかなイメージでトラウマをいなすのです。

氣を張ってトラウマに対処しようと意気込むのではなく、脱力した感覚で対応します。

「あぁ、今トラウマが出ているなぁ・・・」

と軽く受け流す感覚を持ちましょう。

そうすることで、脳はトラウマを重要ではないと認識し出します。

この方法は口で言うのは簡単ですが、実行するとなると結構難しい作業です。

実際にトラウマが出る時というのは、何かが引き金を引いている状況だからです。

一旦引き金を引いてしまうと不安と共にトラウマがやって来ます。

でも、安心して下さい。

最初こそ対応するのが難しいトラウマですが、慣れて来ると徐々に軽く受け流す様になって来ます。

大切なのはトラウマが出た時に「力まない」ということです。

もし力んでしまった場合は、

「トラウマが出て力んでるなぁ・・・」

と力んだこと自体を客観視しながら徐々に脱力して行きましょう。

これを意識して繰り返すことで次第にトラウマが小さくなって行きます。

次にトラウマを書き換える方法をお伝えします。

トラウマを書き換える方法

何度も言いますが、精神的なことに対応するためにはイメージが重要です。

トラウマを書き換えるためにトラウマを抱える以前の記憶を使います。

統合失調症で抱えたトラウマというのは少なくとも物心ついてからの記憶ではないでしょうか。

つまり、病気になる前の「トラウマが無い自分」が記憶の中に存在しているのです。

それが統合失調症におけるトラウマのメリットになります。

病気以前の記憶を頼りに、過去の自分を日頃から鮮明にイメージします。

ここでは過去に何が起こったかということはさほど重要ではありません。

病気になる前の健康的な精神の自分を「感情を中心に」思い出すのです。

「あの時は人と接して居る時、こんな感情だったなぁ」

としみじみと思い出す作業は「健康脳」を鍛えることに繋がります。

自分が一番輝いていた時、または精神的に健康だった時のことを一日一回は思い出してみてください。

最初は面倒ですが、慣れて来ると氣付いたら「健康脳」を鍛えているという感じになります。

過去のトラウマは重要ではなく、健康だった時の感覚が重要だと脳が認識してしまえば後は雪だるま式にトラウマが書き換えられて行きます。

次におまけで「夢」を活用する方法をお伝えします。

良い夢の感情を脳に刷り込む

良い夢を見た時はチャンスです。

夢は朝起きた時に反すうすることで記憶として定着させることが出来ます。

まだ目覚めて間もない時に、「あぁ、良い夢だったなぁ」と夢で感じた感情の余韻を楽しむのです。

そうすることによって、日常でもその感情が起きやすくなります。

これも脳の回路を鍛える作業です。

日常で良い感情が中々芽生えない人も、夢ならば良い夢を見る日もあると思います。

私は朝起きた時にまだ夢で感じた感情が残っている時に、直ぐにベッドから起き上がないで余韻を楽しむのが日課になっています。

このことを意識してから良い夢を見る機会が増えました。

そして夢の中の自分はとても健康的な自分で、それを意識することでトラウマを書き換えることにも一役買いました。

今では統合失調症のトラウマは限りなく0に近い状態にまで小さくなっています。

最後に・・・

以上がトラウマを消す方法です。

地道な作業ですが、これをやるのとやらないのとでは今後の人生に大きく響いて来るでしょう。

あなたはトラウマの苦しみから抜け出したいですか?

もしそうなら騙されたと思って実践してみて下さい。

あなたがこれを実践してトラウマから解放されることを願って止みません。

ここまで読んでくれてありがとう

からあなたに感謝します

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