【日月物語】 【日月物語】第6話「16歳の夏」 照りつける太陽の元で、 ミンミンと鳴くセミの音。 朝露がまだかすかに残る頃、 雪音は森の中で瞑想にふけっていた。 「・・・」 すると、世話役の女が声をかけてきた。 「雪音さん、あがり様がお呼びです」 「雅さん、こんなところまでわざわざすみま... 2024.03.16 【日月物語】