やすらいでいる時、そこに「恐れ」はない。
「恐れ」がないからやすらぐのか、やすらぐから「恐れ」がないのかは不明だ。
心からやすらいでいる時、他に何も要らないと感じる。
エゴが消える世界。
それがやすらぎの世界だ。
やすらぎは愛に近い。
愛の中にやすらぎが存在するのか、やすらぎの中に愛が生まれるのかはわからない。
しかし、言葉が違うので微妙にニュアンスも違う。
愛よりもやすらぎの方が軽い感じがする。
じわ~っと感じる愛に対して、やすらぎはフワフワと感じる。
まるでタンポポの綿の様だ。
意識が風に乗って漂うイメージ。
とても軽い感情だ。
強い幸せって言うよりかは、深く、それでいて軽い幸せだ。
やすらぎの世界は「強さ」が要らない。
自分の価値がどうたらとか考えない。
相手がどうたらとか考えない。
やすらぎは人間という意識を消す。
やすらぎだけを感じて居たい。
そんな氣持ちになれる。
ずっとやすらぎの世界に留まりたいとも思わない。
依存性はあまりない。
でも求めたくなる。
これはエゴが求める依存とは違う。
祈りというレベルの求め方だ。
だからやすらぎにはエゴがないのかもしれない。
死後の世界はやすらぎの世界に近いと思う。
ただただ感じて居たい。
それがずっと続くような世界。
きっとそうに違いない。
やすらいでいる時は思考も停止する。
まるで全神経をやすらぎを感じることだけに注ぐかのようだ。
私達はやすらぎを感じて居る時が最も幸せなのかもしれない。
全ての人にやすらぎを・・・
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