いつかの夜

ポエム

遠くで雷が鳴っている。

窓を伝う雨の雫。

その日は星や月が見えない。

大荒れの外に反して心は静寂に包まれている。

心地よい雷や雨の音を聴きながらただひたすら天井を見つめる。

そこには過去や未来は存在しない。

ただただ心地よい音がある。

なぜだろう。

大荒れの天気が心地よいなんて。

今思えば静寂な心がその全てを心地よくしていると感じる。

誰もが経験しているあの日の夜。

そんな夜には一体何の意味があるのだろうか。

答えは見つからない。

いつしかまた深い眠りに落ちる。

次の日には荒れた天気が嘘みたいに晴れている。

清々しい一日が始まる。

そんな懐かしさを感じさせるBGMがあったのでシェアします。

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