「人と比べるな」という戯言

人生マインド

こんにちは。

真人生探求家のゆうきです。

今回は「人と比べる」ということについてお伝えします。

最近、ネットや書籍などで「人と比べるのを止めろ」ということを良く耳にします。

他人と比較することで「劣等感」や「優越感」が生まれ、やる氣が無くなったり、自信過剰になったりしてしまうことが叫ばれています。

そして、その情報を鵜呑みにして

「人と比べるのを止める」と決心するのです。

ここであなたに質問です。

「本当に人と比べることを止められると思いますか?」

この質問の意味を深く感じれば感じるほど答えは「ノー」になると思います。

つまり、あなたの心の奥では「人と比べることを止められない」とわかっているのです。

「氣づいたら、他人と比べて劣等感や優越感を感じている」

それこそが人間である証なのです。

「他人に嫉妬するな」と言っても無理な話です。

人間である以上「嫉妬」は誰でもします。

その自然の法則に逆らっては行けません。

「自分は他人と比較しないぞ」と意氣込んでしまうと、かえって意識してしまう様になります。

ここで重要なのが、

「人と比べることを止める」のではなく、

「人と比べてしまう自分を受け入れる」ことが大切です。

そうすることで逆説的に人と比べる機会が減ります。

「人と比べてしまっても良いんだ」という氣軽な氣持ちは、あなたの波動を軽くしてくれます。

そして人と比べることによって起こるネガティブ感情にも意味があります。

その意味を知るには「長い目」が必要です。

ネガティブ感情に対して「長い目」で自分を見た時にそれを感じることでどう変わるのかを想像するのです。

例えば人と比べることによって劣等感を感じたとします。

この劣等感とは自分の届く範囲を教えてくれます。

尊敬する人に対して劣等感を抱きません。

そもそも自分からほど遠い人と比べることすらもしないと思います。

もし、現実的に自分が遥かに及ばない優れた人に対しても劣等感を抱くならば、あなたはその人を超える力が存在していることになります。

この様に劣等感とは自分の可能性を教えてくれる感情なのです。

自分が出来ると思ったことは現実化する可能性は非常に高いです。

それは逆も然りです。

自分が出来ないと思ったことは現実化しません。

劣等感自体には善も悪もありません。

劣等感を感じることであなたが何を考えるのかがとても大切なのです。

「自分はあの人より劣っているから諦めよう」なのか

「あの人より劣っているのはこれまでの自分であって、これからは違うぞ」と考えるのかで

人生すらも変わって来ます。

「これまで」と「これから」という言葉は便利な言葉です。

「これまで」には「今」が含まれません。

「これから」には「今」が含まれます。

過去の自分を否定することは自分を変える上でとても大切です。

この時に注意して欲しいことは、「今」の自分を否定しては行けないということです。

「今」の自分を否定してしまうとやる氣が一氣に下がってしまいます。

「これまで」という言葉を使うことによって「今」を否定することなく、堂々と過去の自分を否定することが出来るのです。

「これまでの自分」を認め「これからの自分」に覚悟を定めた時に初めてあなたの人生が動き出すのです。

人と比べることによって起こるネガティブ感情は「これから」のあなたを「長い目」で支えてくれることでしょう。

ここまで読んでくれてありがとう

からあなたに感謝します

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